アクアリウム/夏川ゆう
 
頬濡らす涙が新たな自分生むアクアリウムに浮かべた憂鬱

ピアノには人の想いが乗りやすい朝の匂いがする恋をした

田舎者右も左もわからない都会の色は迷路そのもの

光るもの探して歩く癖がある間違い探しに適した自分
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