エレクトリカれ/
魚屋スイソ
カラフルな電気の粉をすいこんでヴァーチャれデジタれエレクトリカれ
流星を見送るきみの部屋の前に信号機いっこ盗んできて立てたい
遠い国の禁煙区域に葉巻型のミサイルが落ちたニュースを見ている
ぼくらがいまちかちかしているのはたしか海とか空とかいう名前の
金属がこすれていく眼のうちがわを薄氷の上の無音のダンスが
てのひらをピストルのかたちにすることのメタファーに撃たれて死んでいったきみへ
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