愛を伝える方法/夏川ゆう
 
抱き合って愛情の花咲かせたい夜の帳がそうさせている

時間さえ飛び越えていく愛情は心の痛み見つけて消した

長いキス交わして夏の短さに抗議している若いカップル

記憶にはその時感じた愛情がそのまま残り今も温かい

とりあえず明日のために眠りたい君の誘惑するりと交わす

死んだ後生まれ変わっても忘れない君との愛は宇宙の夜明け

失って初めてわかるこの痛み君の涙が忘れられない

デート中小指と小指絡ませる少しの愛も逃がさないように

ざわめきを掻き消す言葉それは『愛』無音の中で通じ合う二人

お互いに準備が出来ているのなら必然的に生まれる出逢い
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