何回も夏/
唐草フウ
天井をかき分け浮いてまた沈む浮遊した昼チャイムは重く
ざわつきも混乱も日々続いてく国道沿いを見ては陽炎
いつだって風を待ってる蜃気楼オアシスがすぐそこにある
さみしい季節だと思ってたこの夏また一つ輪のかかるこころ
姿見がが反射した先まぶしさも潮の匂いにも慣れてゆくの
気づくのが遅いばかりで戻れないさようなら夏こんにちは夏
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