幼心のうた/
あまね
泣き止んで幼い心ともにあれ
小さな日々に戻れないなら
ゴム長を引っ張り出した夏の午後
君は来る来るあの日の傘で
戯れに一段上げた跳び箱を
君が跳ぶまで帰らせないよ
いつか来るだあれもいない歴史まで
世界はきれい、変わらずにきれい
戻る
編
削
Point
(9)