幼心のうた/あまね
 
泣き止んで幼い心ともにあれ
小さな日々に戻れないなら

ゴム長を引っ張り出した夏の午後
君は来る来るあの日の傘で

戯れに一段上げた跳び箱を
君が跳ぶまで帰らせないよ


いつか来るだあれもいない歴史まで
世界はきれい、変わらずにきれい


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