miss you/あぐり
 



嵐にはなりそうにもない。きみをもう引き留めておく口実がない。



眉間まで通過していくジンジャーの泡があなたを忘れろと言う



この星が廻り続けて朝がきて (わかる?これがしあわせの色。)



湯船にはひとりぼっちが溶けていき (噛みたい噛みたい噛みたい噛みたい)



あらそって押し付けあったやさしさの底に沈んだ涙が光る



しあわせときみが笑う雲間には繋いだ記憶の歌だけのこって





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