患者/夏川ゆう
 
看護師の知識と笑顔に救われる患者の闇に光を当てる

紙コップ片耳にあて糸電話壁にあてれば寒気する声

手作りの弁当箱に入れられた手作り色の好物並ぶ

あとがきの文字が見えればもう終る小さな旅は現実に散る

午前二時現実に夢プラスして片隅にある愛の溜まり場

暗闇を暗闇にしない微笑みは今の地球に不可欠なもの

スーパーの値下げ合戦加熱中デフレ模様の世界が揺れぐ

ポジティブな想いが闇をぶち壊す光のシャワーが世界を変わる
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