プルトニウムまたは冥王/アハウ
 
古代31文字にプルトニウム粉 混ぜる
         これより先 日本語放射性 帯びるなり


昏き衝動持つ冥王 午睡の時に
         塚本携え喫茶の客となる


深き情念にプルトニウムは放射しつつ精錬の極み
             短歌呪縛の目的的使用のみ


精錬されたるプルトニウムを崇拝したし
        核ミサイル朝暮に礼拝する軍人のごとく

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