LUNA/
Rin.
髪をすく仕草で届きそうな月青い温度は抱きしめて知る
スカイタワー高層ビルに隠された月を映せり「ひとりじゃない」と
宇宙には同じ星などないそんなことは昔に確かめ合った
だから月に名前をつける母が私に「あげたかった」という二文字 ルナ
泣いたけど月が明るい今日のためあなた私を放したのかな
だとしたらやっとあなたに「ありがとう」言って今宵を記念日にする
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