49P 「短歌2」より〜七夕、梅雨etc/
むさこ
川底の小石流れるさま見えて
美しき水に冬陽集まるる
川底はコンクリートになりゆくか
工事済むあとの水は澄めども
園児等が短冊吊す七夕に
幼き頃の吾娘が重なる
七夕に願ひをこめて娘と共に
短冊吊せしこともはるけし
梅雨の雨しげくなりたる眞夜覚めて
嫁かしめし娘との対話と想ふ
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