鳥や蛙/
はるな
ちいさな悲しみが
あなたの胸を穿ち
しだいにすり減って行くのを見ていた
やわらかい肌は薄く硬く割れて
溜まった涙が流れ出す
春には 鳥や蛙がくるでしょ
あなたは言う
薄っぺらい胸で
割れた胸で
痛みの中で
花が咲くといいわね、と
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