『冬金魚』すくい/秋葉竹
私は、好かれていない
と
なんだか違う気もするが
私はそう信じてしまっているとして
べつに好かれたいと
ほんのちょっとでも
希んでいるわけでもないのに
きっと、いくらか私の詩のことを
好きなひともいて
そう、
なぜか私の詩を
好きなひとがいてくれて
もしそういうひとがいなければ
絶対書きつづけられなかったなと
わかっているほど
そのひとの存在は大きくて
あ、
まぁ、いいや。
このままいけば
『好き』のはなしに、なりそうやから。
いまは、
好かれてない、のはなし。
でも、好かれる必要なんて
どこに、あるんだ
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