閃く光明/
ひだかたけし
気付けば此処で思考の渦を巻き
キュルキュルキュルキュル
呼吸のたび旋律鳴り響く脳髄の
置き去りにされた空の公園
漆黒の裸木の群れから
赤や青の制服纏う子供達
夢中で駆け出して来ては
紫の花のぱっぱっぱっと
開いては萎びまた咲き開き
意識の思考渦巻きから
迸り出る意志の果実、
肉身は時の波間に消えいき
掬い取られる意識の私 、
儚い望みを風に乗せなくとも
死の門前に何れ私は私として立つ
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