ふたりでひとつ/
栗栖真理亜
曲がりくねった道をただひたすら歩いていたんだ
膝の痛みに耐えかねて立ち止まったら君がいた
朝日が辺り一面射し込むように溢れる微笑みを浮かべていたね
苦痛も何もかも吹き飛んでまた歩きだしたよ
君がいればまるでスイッチが入ったように動き出すから
僕らはふたりでひとつ
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