curse of days/ホロウ・シカエルボク
 

認知されない臓腑が新しい叫びを欲しがっている、変化を求め続ける限り俺は変わらないで居られる、初めからわかっていたことだ、なにも失ってなどいない、一生を自分のまま生き続けられる人間だって中には居るってことさ、もちろん、そのことを特別美しく語るつもりなど無い、ただ俺がそういう人間だっていうだけの話さ、口先でマウントを取ったところで何になる?俺は自分が残したものでしか自分を語らない、だからそういうやり方には興味は無いんだ、とかくこの世は俗物どもが生き易いように出来ている、俺にとっては都合の悪いことに、でもそれだって初めからわかっていたことだ、状況によって生き方を変えるつもりはないってだけの話さ、多分
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