しろいうた/
秋葉竹
闇空がとても静かで
星の音さえも聴こえず
一月の息はしろくて
こころには凍る想い出
あどけない罪だというわ
かたちだけ孤りかなしい
夢みがち月はしっとり
甘いうたそっと詠んでる
そんな夜笑いたいなぁ
そんな夜ジッと手をみる
部屋中に孤独およいで
絶え間なく寝息聴こえて
その花はいつも真紅で
こころまで乱すたくらみ
その愛を捧げたいから
夜明けにはうたをうたうよ
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