宙吊り(2024.11.04)/
草野春心
寒いが 晴れている
中野坂上で降りる
昼は あんかけ焼きそばにした
ベンチに腰掛け空とビルを見てた
流されていく言葉は
僕の中にあるのか世界の中にあるのか
そうした問いを一つずつ 宙吊りにしていった
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