雨の朝の推敲(2024.11.02)/
草野春心
雨のふる町がカーテンの向こうにあって
ためらいがちな鳥の鳴声も混ざっていて
徐々に推敲されている
テーブルのコップを見る
書棚の本を見る
床を見る
漂う 朝の成分
攪拌が済んでいない
孤独というより仲間はずれに感じられて
文章を書く
戻る
編
削
Point
(1)