復活の舞う毎朝に/ひだかたけし
やっと冬晴れの日々巡り来る
この人生の残余、
生と死の間に現れ来る
ひたすらにただただ青い
光の絹糸で編み出される世界
真っさらに 、
明けの悪夢に魘され
目覚める朝に茫然と
肉に次第に染み渡る魂
抱え持ち起き上がる肉の私、
冷水を顔に何度も叩き付け
ベランダに肉体を運び出し
深呼吸、ストレッチ、筋トレ
次第に明るみ出す意識の
表象複合の瞑想に集中し
内底からゆっくり光呼び込み
視界の再びぐんぐん輝き溢れ出せば
青い青い光の絹糸に自らも編み込まれ
外に飛び出し仰ぎ見る 、
私ではないところの
強い想いを担い生きる私自身を
巨鳥が今日も大空を舞い飛翔する!
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