虹村 凌 2005年11月6日9時22分から2005年12月31日20時51分まで ---------------------------- [自由詩]豚/虹村 凌[2005年11月6日9時22分] もしも不二家のペコちゃん人形に 高速パイルドライバーを仕掛けて 世界の不条理を叩き込もうと暴れる豚がいたら それはきっと俺だから 「落ち着けよ」って言ってやってくれないだろうか 仮面をつけて生きるのが苦しいって言って 何処か別の場所でも何かしら仮面をつけてるのが現状 一番奥の便所で「紙が切れた」って言って 無表情のピエロみたいに泣いてる豚がいたら それはきっとは俺だから 「これで拭けよ」って言って 便所紙を投げてやってくれないだろうか 生きてちゃいけない気がする けれど 死んじゃいけない気がする 次々と豚が噛み付いては 嗤いながら去ってゆくんだぜ 殺意も愛情も無い日が過ぎてゆくよ 足がどんどん地を離れてゆく もがけば もがくほど! 仕方なしに今日もベッドにもぐり 震えている豚がいたら それはきっと俺だから 「泣くんじゃねぇよ」って言って 寝るまで傍にいてやってくれないだろうか もしもケンタッキーフライドチキンのカーネルおじさんに 高速でコブラツイストを仕掛けながら 世界の理不尽や真理、定説をわめいている豚がいたら それはきっと俺だから 「落ち着けよ」って言って 煙草の一本でも分けてやってくれないだろうか それはきっとお前だから ---------------------------- [自由詩]Nobody’s Perfect/虹村 凌[2005年11月7日13時41分] 夢も希望もありゃしねぇって 拗ねたツラして煙草ふかして 格好つけてみたはいいけど 握った拳も使えずにいる そんな世の中に見えるんだぜ Du 死にたくもないのに死にたいフリして 切り刻んだ手首は包帯だらけで 絆創膏なんかじゃ手に負えない 安心しろよ 本気で死のうと思って失敗したら 二度と死にたいと思わなくなるから 思い切って自殺未遂すればいい 嫉妬して噛み付いて後悔して涙飲んで 出てきた鼻水を拭いた袖がテロテロに光って それでも顔中の穴から水分は溢れ出て 心が出尽くすのを待っている 昔の傷口まで開いちゃって 煙草の煙がいちいち沁みるんだよ Du 猫になれたらいいと思う 未来を考えずに済むんだから (また嘘をついてしまった) ---------------------------- [自由詩]練炭焚きながら夢でも見よう/虹村 凌[2005年11月7日13時54分] そんな関係 許される許されないの問題じゃなくて そんな関係になろうよ 命を預ける預けないの問題じゃなくて そんな関係になろうよ 眠りは死に近いらしい 昔のモノカキが言ってたんだ 死に一番近い眠りを 死に一番近い夢を見るような そんな関係になろう 少なくとも俺はまともじゃないし そんな俺といる君もまともじゃあるまい 意外とまともだったりするけれど そうでもないってのが世界の総意だよ そんな俺と君で 練炭焚きながら夢でも見ようよ ---------------------------- [自由詩]逆上がり/虹村 凌[2005年11月7日14時30分] 夏休の校庭で逆上がりの練習をしていた 鉄棒にぶつけた脛はどす黒く変色して 何故か分からないけど 鼻血まで出る始末だった 汗と鼻血が土の上に落ちて どんどんと吸い込まれてゆく様を見ていた 逆上がりが出来ないと 家に入れてもらえない事も忘れて 蟻たちの上に汗と鼻血を落として遊んでいた ---------------------------- [自由詩]手淫童子/虹村 凌[2005年11月12日13時41分] エグルクブルグルブの都に住む 手淫童子 小さい頃から続けた 其 のお陰で 今は最早 見る影も無い程に小さく縮こまり 手淫童子 今日も薄ら笑いを浮かべて 特大のバイブを腰にぶら提げている エグルクブルグルブの都に住む 手淫童子 一年のうち11ヶ月は吹雪に閉ざされる土地 今は最早 ジッポの火ですら着きはしない 手淫童子 今日も薄ら笑いを浮かべて 縮こまった其の原因を他に探している エグルクブルグルブの都に住む 手淫童子 一週間溜め込んだ 其 を出すのが唯一の快楽 今は最早 三度の飯よりも早く出したい 手淫童子 今日も薄ら笑いを浮かべて きらきらと光る手を眺めている エグルクブルグルブの都の大地を 手淫童子 手淫童子 お前の 其 で染められたのでは堪らない 手淫童子 手淫童子 美しい女をお前に差し出そう エグルクブルグルブの都の都に住む 手淫童子 まだ本当の快楽を知らない 其 を上げて 向かうはこの世で7番目に美しい女性 手淫童子 手淫童子 最早彼は手淫童子では無くなり 手淫童子ではなくなった エグルクブルグルブの都に 手淫童子 眠るように溶けて流れて行った ---------------------------- [自由詩]無題/虹村 凌[2005年11月14日14時35分] 愛の無いセックスから 愛ってのは育たないモンなんだろうか? 愛なんか無くたって 勃つモンは勃つし 出るモンは出るんだから だとしたら 僕達は今すぐにセックスをするべきだね 何時でも 何処でも どんな時も ---------------------------- [自由詩]愚断/虹村 凌[2005年11月17日12時33分] マイケル・ジャクソンに良く似た男の鼻が取れたそうだ そいつはムーンウォークが下手な男だったけれど 外見だけは大そう似ていたんだ 真っ赤なシャツに真っ白いジャケット 取れた鼻をつかんで便所に向かったら トイレから出てきたラッパー風の白人にゲロを吐かれた 何て奴だ! ブッた斬ってやるッ!(プライドで奴を袈裟斬りにした) ゴシック・ロリータの格好や 烏みたいに真っ黒な服がよく似合う 色白の女がいたそうだ そいつは生きるのが下手な女だったけれど たいそう美しい女だったのだよ 真っ白い手首に真っ赤な切り傷 便所で手首を舐めていたら 入ってきたオタク風の男に抱きつかれそうになった 無礼者ッ! ブッた斬ってやるっ!(剃刀で首を掻き切った) 疲れ果てた灰色のスーツに身を固め 営業の途中でソープランドに行くサラリーマン そいつは成績が悪いのだが テクニックだけは抜群に良いって噂だ 真っ白い成績表に貼り付けられたコンドーム 悪戯だろうが穴が開いてようが 構わないさ使ってやろうかホトトギス この野郎ッ! ウチの店のコ妊娠させやがって! 一生かけて償ってもらうからなっ!(会社から首を切られた) 死にたい奴 手首を切って遊ぶ奴 煙草を吸う時にマナーを守らない奴 親の金で学校行くのに留年する奴 見た目で人を判断する奴 テストが人間の全てじゃないと言う奴 金持ち死ねよって言う奴 すし屋で「お茶ギボンヌ」ってマジで言う奴 俺の目の前で「リスペクトしてる」って言う奴 もうてめぇら我慢ならんッッ! この俺が愚断してくれようッッ! チェスオオオォォォォォォォオオオォォォ!! ---------------------------- [自由詩]ロォォォド/虹村 凌[2005年11月22日13時26分] ローリング・ストーンズ 転がり続ける ロォォォド 当ても無く 茂みの奥へと進み 真ん丸い月の見える 小さな夢見ヶ丘を越えて ロォォォド 滝の向こうの真っ赤な大地の 聖なる割れ目の中の中へ ローリング・ストーンズ 夢を見続ける 夢を見続ける ローリング・ストーンズ トヨタのカムリを タクシーと見間違えて止める ドライバーを運ちゃんと間違えて 「歌舞伎町まで」と一言 ロォォォド ぶっ飛ばす ローリング・ストーンズ サムズアップのつもりが もう一本余計な指を立てる 真っ赤な薔薇の花弁へ ロォォォド ダウンライトが照らす ローリング・ストーンズ 起きたって後悔しない それがハイライトだったとしても ロォォォド ロォォォド ロォォォド を転がり続ける ローリング・ストーンズ 吐くまで転がる ロォォォド ロォォォド ---------------------------- [自由詩]ロリポップ/虹村 凌[2005年11月23日8時50分] 俺は世界が平和になればいいと思っている 実際にはならないだろうけれど、そう思う 黒も白も朝鮮もクソも味噌も、 俺はみんな仲良く出来ればいいと思っている 実際には出来ないだろうけれど、そう思う 矛盾を抱えながらも、何とかやってる もう死にたいとは思わない 俺が自分自身に潰されない方法も少しは判る 仮面の被り方も外し方も少しは判っている ギリギリの低空飛行じゃない飛び方も判る 死にたい奴は死ねばいい 手首を切り刻みたいのなら、いっそ切り落とせばいい 創造の為と言いながら、打ったり吸ったりするなら、 一生そうしてればいい ただ俺は、そんな世の中でも 平和になればいいと思っている自分を知った 世界中で流れる毎日のニュースが ○○国××県**市で子供が生まれたよ なんて言うニュースや 何処の国の誰が何処かの国のウマの骨と結婚したよ そんなニュースで埋め尽くされればいい 飯喰って歌って騒いで飲んで暮らす 夢のような日々になればいい 人間が人間であり続ける限り 争い事なんて絶えないのだろう喧嘩だってすればいい 大臣同士で殴りあいの喧嘩をしてから話し合えばいい もっと平和な世界になればいいのに なのに俺は何で意地を張っているんだ? 白がどうの黒がどうの朝鮮がどうの支那がどうの 俺がどうのお前がどうの彼がどうの彼女がどうの つまんねー意地張ってる暇あったら 何か本のひとつでも読めばよかったんだ 平和にはならないだろうけれど 平和になればいいと思えるようになった 世界なんてどうでも良かったし 世界なんて関係ないと思ってたんだ わかってる 世界の前に日本を その前に東京を その前に目黒を その前に中根を どうにかしなきゃならない 世界は俺の仕事じゃない 例え俺の命を救ってくれたとしても わかってる 俺の仕事じゃないんだ 俺に出来る事はただひとつ 少しづつ話して輪を広めて 少しづつ書いて輪を広めて 丸腰で立ち向かう奴等を集める事なんだ 何時か全ての武器を博物館に収めたいと思うような そんな奴等を集める事なんだ 神なんて信じちゃいないけれど 世界が平和になったらいいと思う ---------------------------- [自由詩]Rabbit, where you gonna go?/虹村 凌[2005年12月2日9時50分] (Sorry for my language) This is how I do (Don giv a hec wat da hel ar u do in) This is how I know (Don giv a fuk wat da fuk ar u talkin) You make my head fuckin sick You make my head fuckin sick (Ah Ah Ah Ah Sorry for my kanguage Ah Ah Ah Ah Sorry for my language) You guys think I am little bit crazy or You guys think I am little bit poor boy You believe that I can not the sitiation right? Don gimme a shit boys, don giv a fuck of me Guess who do I want, who wants to fuck wiz me? Rabbit, can you do me a faivor? Let me take out of this situation Listen up Rabbit, peace out Rabbit, Love you Rabbit, one love, Rabbit, Rabbit, Rabbit, This is how I do This is how I do This is how I do Others semlls like shit in your asshole looks like mouth Others like such a fuckin dick like a nuts in your mouth Others hate a chick like you donno why love you baby Rabbit Others hates me, nobady loves me, like you love me Others hates you, nobady loves you, like I love you Just loose your self in a music in a moment on a bed where is dance hole Rabbit, this is how I do (Keep your fuckin mouth shut up please dicks) Rabbit, this is how I do (Keep your fuckin mouth shut up please bitches) Rabbit, where you gonna go? Stay wiz me and make some love before sleep Stay wiz me and make some story before dream Stay wiz me and make some laugh before, before wake up Do not give a fuckin shit others like a bitch or dick Rabbit, come to me, Rabbit Fuck you ---------------------------- [自由詩]愚断其の弐/虹村 凌[2005年12月5日6時47分] 盗っ人の指を切り落とし 強姦魔の睾丸を切り落とす 殺人犯の腕を切り落とし 嘘吐政治家の下を切り落とす 視姦すれば眼を抉られ 痴漢をすれば手首を斬られ 勃起すれば陰茎を折られる 世界よ平和であれ ---------------------------- [自由詩]120円/虹村 凌[2005年12月8日6時01分] こんな寒い冬の日には 革の手袋をして煙草を吸って 自殺幇助でもしながら散歩しよう ついでに缶コーヒーを買う 120円でも探しながら 歩いていこう ---------------------------- [自由詩]ボタン/虹村 凌[2005年12月8日20時52分] 良い子のみんなも悪い子のみんなも 手を繋いで歩こう ボタンを掛け違えただけで殺されるような世界を みんなで歩いていこう ---------------------------- [自由詩]ハトのジョージ/虹村 凌[2005年12月9日11時37分] 世界を憎んで 世界を嫌って 自分を憎んで 自分を嫌って 生きている事を憎んで嫌って 生きている事を嗤って 火あぶりにして コケにし尽くして 気が済むまで全部を嘲笑したら 産まれて初めての煙草でも吸いながら 生きている事に涙してみてはどうだろう? ハトのジョージが微笑んでいるよ ---------------------------- [自由詩]殴り込みwithout 範馬パパ/虹村 凌[2005年12月9日11時53分] セーラー服と日本刀 赤頭巾と機関銃 小公女と横断幕 ロリータ少女とチェーンソー みんなみんな愛してるぜ さぁ 手に手に得物を持って 今から国会議事堂に行こう! 居眠りしている議員を斬り捨てて 酒臭い議員を撃ち倒して いっそ燃やしてしまえばいい! 鉄砲も兵隊も政治屋も要らない そんな世界が来る筈が無い 駄ー目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目 そんな言葉を信じてちゃ駄目なんだぜ 殺せ殺せ 全員殺せ ジジィから殺せ クソガキも殺せ 自殺したがる奴も殺せ 麻薬中毒患者も殺せ 気にくわない奴から殺せ さぁ 手に手に得物を持って 国会議事堂に殴り込みに行こう 今から一緒に これから一緒に 殺しに行こう 愛してる それは兵隊を集める言葉 ---------------------------- [自由詩]垂直落下気味脳天砕/虹村 凌[2005年12月10日1時26分] 何時まで寝ているつもりだい? 布団の外へと飛び出して 窓を開けてご覧よ 大雪が降っているでしょう 部屋で煙草を吸うのに飽きたら 火炎瓶でも作りながら 朝日新聞本社の住所を調べよう ついでにNYタイムスの分まで作って さぁ出かけよう 一抱えの火炎瓶 ジッポ 拳銃 鞄に詰め込んで 頭の中はセックスの事でいっぱいの子供達 死ぬ事と生きる事で混乱してる子供達 何かに怯えている子供達 距離感が掴めない子供達 友達がいない子供達 誰も自分の事をわかってくれないという子供達 この世界を信じられない子供達 愛したいのに愛するのが怖い子供達 「愛してるよ。だから、行こう。」 ありったけのポリタンクに 買えるだけのガソリンを詰め込んで 創価学会員と喧嘩をしよう 池田の先生にブレインバスタアをお見舞いしよう I love takin shit in your mouth ほら 外は大雪が降っているでしょう ---------------------------- [自由詩]傷だらけの外内腹斜筋/虹村 凌[2005年12月11日16時38分] 創価学会員を激しく殴り倒した後に吸った煙草は 日本で最初の信号機の味がした つまりは 俺達が性病感染を恐れずに 昼も夜も忘れて毎食前食後も飽きるまで否飽きてでも頑張り続ければ 少しは状況を打開出来るって事なんだろう ずっとそんな夢ばかり見ている 産まれてから死ぬまで発情期 そうなんだろ?鼻クソ 生きる事なくして死のカタルシスは存在しえない そう思うだろ?チンカス 吸い終わる頃にはきっと お前の上腕二等筋は幸せに包まれているさ 俺の肩甲挙筋のように そう思うだろ?バカス そう思うだろ?デブス お前等の為に世界は存在してるのさ さっさと表に出て 創価学会員を殴りに行こうぜ ---------------------------- [自由詩]嘘吐き詩の人/虹村 凌[2005年12月14日9時50分] 俺の為に余命三ヶ月になってくれないか? そして或る日突然に そう突然に死んでくれないか? 嘘だ 戦争や争い事なんて少ない方がいい 無くなりはしない事はわかっている 家族や友人を殺されたって死刑反対と言える程 聖人になりきれない中途半端な平和論者さ だから俺の為に余命三ヶ月になってくれないか? 血を吐きながら笑顔を煙草を吸っておくれ 青い顔で珈琲を飲んでおくれ 泣きながらケーキを食べておくれ 痩せ細ったその身体で三ヶ月を生きておくれ 嘘だ 100億の嘘さえ本当にならないような世界では 犯罪の方が儲かる事だって無いんだろう そんな世界は望んでいない お前等が居なくなったら俺は何処に行けば良いんだ? ねぇ聞いているの? たかだか俺が書くクソみてぇな詩の為に 余命三ヶ月になってはくれないだろうか? 血を吐きながら「一緒に死んで呉れないか?」と 脂汗を浮かべながら「大した事は無い」と 血の気の無い顔で「早く帰れよ」と 言ってはくれないだろうか? たかが俺の為に たかが俺の為に 嘘だ お前等がいなくなったら 俺は満足に煙草も吸えないよ だけど少しだけ そんな事を望む俺に 何も言わないでいてくれ ---------------------------- [自由詩]瓶の中の君の指/虹村 凌[2005年12月14日9時59分] こんな寒い日には ジョンとヨーコみたいに 一日中ベッドの中にいられたらいいのに 俺に出来る事といえば お前をジュースの空き瓶に閉じ込めて その瓶を灰皿代わりにしない事くらいさ さぁ 一緒に眠ろうよ ---------------------------- [自由詩]だがしかしそのような愛など長続きする筈など無かったのだ/虹村 凌[2005年12月14日10時03分] サファリパークで踊ろう さぁ裸になって 踊ろう踊ろう ---------------------------- [自由詩]人間廃業/虹村 凌[2005年12月22日9時43分] 働きたくない 帰りたくない 生きていたくない 恋じゃない愛じゃない そんなモンじゃないないない 全てをクソを言い切るのは簡単だった 全てをクソと言い切るのはあまりにも簡単だった 死にたいと言い切るのは簡単だった 殺したいと言い切るのは簡単だった 死んでしまえばいいと言うのは簡単だった 消えてしまえばいいと言うのは簡単だった 愛してると言うのは簡単だった 愛して無いと言うのは簡単だった 簡単だった あまりにも簡単だった 生きているって事を実感するのは どうしてもこんなに難しかったんだろうね ---------------------------- [自由詩]自殺幇助日和/虹村 凌[2005年12月22日9時55分] 死にたい奴はさっさと死ねばいいんだよ 何を思いとどまっているんだい? 世間に世界に人間に 幻滅して絶望して さぁ早くその手首を切るが良い さぁ早くその首を括るが良い 例え自由をどう勘違いしようとも 理想の世界と現実の世界が違ったとしても 死にたい奴を止める理由なんて一つも無い さぁ 早く死んでしまえばいいんだ 死にたいなんて言う暇があったら さっさとカミソリでも買いに行けばいいんだ 誰かが何処かで誰かを待っている そんな甘い事は言わない 誰かが何処かでお前を見ている そんな優しい事は言わない それは嘘だから そんな事を言える筈が無い さぁ さっさと死んでしまえ ---------------------------- [散文(批評随筆小説等)]独り言/虹村 凌[2005年12月22日10時44分] 行き詰まったので書きたい事を書いてみる。 死にたい奴は死ね、と言うのも言い飽きた。 朝○新聞がウザったいとか○○学会がウザったいとか、 ニートがどうとか朝鮮がどうとかも言い飽きた。 飽きたって言うか、つまんない事に気づいた。 最近、ベースが欲しい。 そういえば、B’zTheBest Pleausre?が出たらしいね。 昨日、バンドスコアを見ていたんだが、どうもあれだよね。 最近のB’zの歌って言うのは非常に面白味に欠けていると思う。 個人的には、LOOSEだとかSURVIVEだとかが好きなんだが、 何でかって言えば、稲葉浩志氏の歌詞がエロかったり泣けたりするからである。 音としても、凄くロックな感じで大好きなのだが、 ここのトコのB’zの音は、ロックと言うより軽音っぽ感じがして、 どうも聞くに堪えない。何だか聞いていて退屈である。 稲葉氏の歌詞の何がエロいって、そりゃもうとてつもなくエロいんである。 ストロー噛むなら僕のを噛んで スイマーよ!より引用 いやぁ、何ですかコレ。僕のを噛んで、ってナンなんでしょうね。 Mなんでしょうか?まったく、素敵です。 真っ赤は薔薇の花弁で直立不動Nights  BadCommunication より引用 もうね、もうね、ソコハカトナイ何て程度じゃありませんね。 真っ赤な薔薇の花弁で、何で直立不動なのか。 わかんない人はパパに聞いてみよう! 僕は聖なる大地の真っ赤な割れ目の中から生まれた きっと  Mr.RollingThunder より引用 もうコレなんかもそのまんまですよね。上に続き、モロですね。 わかんない人はお母さんに聞いてみよう! 今、「八丁堀の7人」を見ていたら ニュース速報。1899年以来、初めて日本の人口が減少したとか。 そうなのか。真っ赤な薔薇の花弁で直立不動Nightsでも、 聖なる大地の真っ赤な割れ目の中から生まれた数は、 少しは減ってるって言うのか。ほほぅ。 さて、話を戻しましょう。 そう考えていくと、もう笑っちゃうのがコレである。 手を繋いだら言ってみよう 燃えるような月の輝く丘に 茂みの奥へと進んでいこう 怪我してもいい 君の気持ち知るまで 今夜は一緒にいたいよ あれですね、もう稲葉氏が言ってる茂みってあれですよね。 外人なんか茂みが無いんじゃないか!?って思うくらいです。 月ってアレですもんね。栗とりs(以下自粛 怪我してもいいんです。手を繋いだら行っちゃうんです。 僕の恥丘を守(以下自粛 さて、愛をもっと出せるとか色々言う稲葉氏ですが、 もうナンなんでしょう、エロくって仕方ありません。 こんな事を考えていると、他の歌詞まで在らぬ想像をしてしまいます。 ところが、最近、そんな歌詞じゃないんですね。 原因は、色んなタイアップの為の歌が多い、からだと思うんです。 頑張りましょうとか万歳とか色々言ってますが、 何だか稲葉氏の歌詞じゃないような気がしてならない。 嘘だとは言いませんが、稲葉氏っぽく無い歌詞だと思うんですよね。 想像力、もとい妄想力を掻き立てられる歌じゃないんですよね。 なので、最近はB’zの歌が面白くないんですよね。 Pleasure?も、買う予定はありません。 Juiceとか良かったのになぁ。何時からだろうか? GOLD当たりからでしょうか? 優しい歌だとか、タイアップが増えてきたのは。 それでも売れちゃうんですね。俺は最近買ってませんけど。 最近はGreenDayとBonJovi、Gs&Rssを聞いています。 音が好きですね。BonJoviは、俺の中でも好き嫌いありますけど。 それとDIOとか、何か好きです。ゴリゴリしてて、頭がグルグルする。 歌詞が好きと言えば、俺はもう見て分かる通りTheBlueHeartsなのだ。 たまらないね。ジャパハリとか聞いた事無いね。全然知らない。 俺の中では、青春してる野郎のロックはTheBlueHeartsだけだ。 他は聞くに堪えない。二番煎じのイメージが拭えない。 彼らのCDは、何時でも俺を高校生に戻してくれるのだ。 ヒロトのステージアクションを見ていて思うのだが、 彼の動きと言うのは、俺がロックを聞いた時の動きと全く同じなんである。 前後不覚天地無用。 ヒロト、時々歌えてないけど(笑 ぐちゃぐちゃに飛んで跳ねて、歌うんである。ヒロトが好きだ。 さて。シャワーでも浴びて女王様とのお茶会に備えようと思う。 そろそろ新しい感覚の詩が書きたい俺の独り言。 ---------------------------- [自由詩]手紙/虹村 凌[2005年12月27日20時01分] 親愛なる名誉白人の皆様へ 皇居に向かって敬礼する事が狂気だなんて そりゃあんまりだよ 俺はただ単に天皇陛下を敬っているだけなんだ 別に街宣車に乗っている訳じゃないし 右翼的思想を持っている訳じゃないんだ わかってくれよ 頼む 親愛なるバナナ野郎達へ 別にアメリカーナに憧れるのは構わないけれど 少しくらいは自分の国を好きになってみなよ 「祖国を好きだって言えるのが凄い」 だなんて言う方が凄いって思う 結局はジーンズよりも和服が似合うんだ 別にその髪を染めるのは止めないけど 浴衣を着る時には左前に注意してね お願い 親愛なるラブソング詩人達へ あなた達が偉そうに愛を語るのを止めはしないけど それを押しつけるのは止しておくれよ 俺はもうその言葉を信じられないし その言葉を俺自身吐けやしないだろうよ そんな言葉は聞きたくないし聞き飽きた もっと他の言葉で伝える事は出来無いのかい? かまいやしねぇけどさ 親愛なる読者なんてクソ喰らえさんへ 別にお前が何を書こうと構いやしないけどさ 少しは考えて書かなきゃ駄目なんじゃない? その内誰も居なく為っちゃうよ だから嘘でもいいから 優しい言葉を絞り出してごらん? まぁ俺には関係無いんだけどさ 親愛なる死にたがり屋さんへ 君たちが死にたがる理由ってのは 理想の世界と現実の世界が違ったり ロッケンローターに憧れていたり 逃げる事すらしない そんな小さな理由なんでしょう 別に生きる事が素晴らしいとも言わないし 何処かで誰かが待っているとも言わない ただ単に死ぬって事は どうしようも無く惨めで情けなくて格好悪くて まぁ良い事なんて一つも無いって事だ それでも死にたいんなら止めないけどさ 親愛なるK様へ 畜生 散々愛してるの何だのって 結局嘘だったじゃねぇか もう何も信じられねぇよ 死ぬぜ お前の所為だ 今はマンションの屋上にいるよ ここから飛び降りるんだ 脅しじゃないぜ もう煙草を吸う事も無いだろう じゃあな 親愛なるR様へ 死にたくないのはわかるし 生きているのが恐いってのも頷ける だからって文句言ってばっかじゃ事態は進展しないし 煙草吸ってばっかじゃ時間を無駄にするだけだよ お前がとびっきりの根暗でとびっきりの純情だってのはわかった わかったから少し落ち着いて 言いたい事とかやりたい事を考えてみろよ 幾らなんでも飛び降り自殺なんて早まるなよ お前は言ってたよな いつか死ぬんだったら上等なスーツをチンピラみたいに来て 煙草を片手に雨の中を野垂れ死ぬんだって なのにどうしてだよ テレビのニュースがお前の死を伝えている ---------------------------- [自由詩]カレーうどん/虹村 凌[2005年12月28日22時31分] 純情な人間の恐ろしい程真っ直ぐな愛に対して 其れを裏切ると言う行為程 暴力的な行為は此の世に無いだろう 大切な真っ白いワンピースを来た女の子に 無理矢理カレーうどんを食べさせるような カレーうどん カレーうどん カレーうどん ---------------------------- [自由詩]誰が為に煙草は燃える/虹村 凌[2005年12月28日22時42分] 鼻が邪魔になるなんて考えた事が無かった 背中から肩へ 肩から鎖骨へ 鎖骨から首筋へ 首筋を上に伝い 頬を数回啄み 唇へと向かう けむり 鼻が邪魔になるなんて考えた事が無かった ---------------------------- [自由詩]ロメオ&ジュリエッタ/虹村 凌[2005年12月28日23時14分] * 結婚式場で新郎と新婦が腕を組んで 全てのテェブルの上の蝋燭に火を点けて廻る テェブルの前に立つ新婦の腕を取り 新郎を突き飛ばした 足下にあるポリタンクの中の灯油をブチ撒け 燃え上がる炎の中で 青酸を含んだ口吻を ** 真冬の河原で抱き合って転げて そのまま河の中へ転げ落ちて 浮かび上がる事なんて出来ずに アイツが読めない入水心中 きっとお前だけが浮かび上がるんだろう *** 最後に呟くのは誰の名前か 最後の思い出すのは誰の姿か どんな時でも聞けばご機嫌になれる そんなロックンロールを聞きながら 頭を上下に振る俺と一緒に ラバーソールで暴れ回りながら 煙草吸いながら しまいにゃ車に轢かれて死んじまおうぜ ---------------------------- [自由詩]みかんのうた/虹村 凌[2005年12月30日15時13分] 敗者にかける言葉を探している ---------------------------- [自由詩]廻天/虹村 凌[2005年12月30日15時32分] 国会議事堂に乗り込んで 日本の首根っこを捕まえて コントラバスを振り下ろす夢を見たよ ハーモニカを銜えたまま眠ったら 天国のジョニー達と電気椅子で豪華ディナーショー 煙草を止めなかったあの頃 今もそうだけど 疑った事なんて無かったんだ 狂気何て欲しくない 死ぬ事なんて待っちゃいない 前髪パッツンの由来を知りたい 同じ狢と思う事無かれ 希望絶望変化停滞希望絶望変化停滞 緑のハッパッパ 目覚めろ 声をかけられなかった敗者達よ コントラバスを振り回そう ---------------------------- [自由詩]ゴブリン/虹村 凌[2005年12月31日20時51分] 敗者には栄光も声も無く ただただ真っ暗な陰の中ですすり泣いて 優しく叩かれた背中を伸ばして 鼻水垂らしながら泣くしか無いって言うのか 敗者にかける言葉を探し続ける 煙草を吸っても珈琲を飲んでも飯を喰っても 敗者にかける言葉なんてのは簡単には見つからない キリモミしてダイヴ出来たら良いのにね まるで電光石火のウヰスキーボトル 煙草を消し忘れて誘爆する世界の ゴッドマザー ケルベロスを飼い慣らして 東京タワーを丸飲みにする 割り箸を鼻の穴に突っ込んで 乳首で突き上げるオッパイ的聖人 捨てきれない世の中に再び挨拶 こんにちはおじぃちゃん 年越し蕎麦 優勝カップ 嗤う蛙 不味い煙草 嘔吐 ---------------------------- (ファイルの終わり)