虹村 凌 2005年7月24日21時05分から2005年9月11日16時03分まで ---------------------------- [自由詩]菩提樹の下の恋/虹村 凌[2005年7月24日21時05分] 2chに対する誤解を半減させるのに苦労しました O−Zoneのあの歌にアニメを付けたのもちゃねらーだとか 湘南海岸ゴミ拾いOFFをやったとか 別に屑ばっかじゃねぇと散々言って力説したよ May Yeah Heeey! May Yeah Foooo! May Yeah Hoooo! May Yeah Hahaa! 菩提樹の木の下の性交 飯島直子に似たオンナからセックスフレンドになってくれないかと頼まれて しばらくメールを続けていたらやっぱり出会い系の人だった 僕はサクラをやっていた髭面のお兄さんを知っているので さっさと別れを告げてサヨウナラ綺麗さっぱりスッキリするんだぜ 上手く言えた事が無い上手く口説けた事が無い上手くフォロー出来た事が無い 空気が読めない気持ちが読めない行間が読めない それでもそれでもセックスしたい 麻雀したい 優しくされればすぐに傾くよ 誰にだって甘えたいんだよ そこんとこ わかってくれねぇかな 菩提樹の下で キスだけでいいから ---------------------------- [自由詩]カーネーション・カーネーション/虹村 凌[2005年7月24日21時30分] ShutSay 舞 白濁 生きる情熱を遙かなるセックスに託して 出来れば毎日でもまぐわいたい 生きる事は苦しむ事だと考えているなら 祈ろう もう二度と生まれてくる事の無いように ShutUp 舞 唇 死なない情熱を遙かなるキスに託して 出来れば何時だってキスしたい 優しくしてよ そして僕と恋しよう 僕はとっても優しいから すぐに狂ってしまうよ ---------------------------- [自由詩]ピンクローター/虹村 凌[2005年7月24日21時50分] セックスフレンドになってくれってメールを貰って 結局は肩透かしを喰らって サヨウナラを告げる文章に 「何でもいいけれど俺はお前とセックスしたいんだ。 セックスしようぜ。」 って書いて寄越した 素性を知らないオンナとメールをする 俺は繰り返すのかあの愚かな悪夢を 煙草を吸いながら考え続ける詩の未来 シャワー上がりに見えた垂れ下がるチンコ 青空教室での授業それは課外授業 つまり青空集団姦淫もしくは輪姦学校 想像して繰り返すオナニーと詩の投稿 ウンコより汚い俺の嫌いな野郎の手口 でも俺はその人間を下回る裏切りをして 少女A推定女子高生を拒食にさせてしまったよ 今は彼女は元気にやってるらしい だったらそろそろ目の前の核爆弾を問題にして 批判ばっかのクソ議員を殺しに行こう 宗教と結びついた政党を壊滅させに行こう 今から一緒にこれから一緒にセックスしに行こう ラブホテルなんて贅沢言わないで 折角の青空の下で問題ないだろう? 僕はマゾヒストだからサディストにもなれるんだ 下に手を持っていって。 何処かって? 言わなくてもわかるだろう? そうしたら動かして? そんな馬鹿な会話を耳元で いやわざわざ電話で もっとわざとメールでしよう 詩の未来、僕等の未来を握り潰して 僕の菩提樹を納めるその穴の中に入れて楽しもう 指もピンクローターもドンピンもピンクフロイドだって入れて 二人の時間を楽しもう そうセックスしよう そうセックスしたい ---------------------------- [自由詩]不味い歌/虹村 凌[2005年7月25日21時45分] 瀕死のロックンロール・スタァ 遊びにおいでよ今夜 瀕死のパンク・スタァ 遊びにおいでよ今夜 ノートに書かなきゃ忘れちまうような そんな言葉なら最初から縋らなければいいよ 詩だ文学だって身構えてっから ケツの穴小さくなっちまうのさぁ そうだろうぅ? 人が喋ってる時は 静かに聞くんだって事を教わらなかったのかぁ? 惚けたツラして考えてる事は 今夜は何をおかずにしようかって事だろぅ? んな暇あったらバイトでもするこった 瀕死のポエム・スタァ 遊びにおいでよ今夜 瀕死のポルノ・スタァ 遊びにおいでよ今夜 明日は台風が来るよ 明日は大雨が降るよ 明日は風が荒れ狂うよ だから遊びにおいでよ 瀕死のヴァージン・スタァ 瀕死のプランク・スタァ ---------------------------- [自由詩]レベルD/虹村 凌[2005年7月29日15時29分] この世の天国かと思っていた 右も左もわからない 何も見えない天国への入口 痛みも無ければ 快感も無い 暖かくも寒くも無く 匂いも無く 生きている感覚すら危うく そうか 全ての感覚からの開放を天国へ行く事とすると 地獄ってのは案外と住み心地がいいのかもな 俺には天国の入口に続く階段あたりが 丁度いいのかもな レベルD 階段を白濁で満そう ---------------------------- [散文(批評随筆小説等)]超ド級の無計画旅行。/虹村 凌[2005年8月1日18時39分] 事の発端は、ボストンで会った日本人仲間のDJ GONである。 7月末にイベントやるから来いコノヤロー!ってんで行く事にした。 28日夜らしい。幸い、27日が給料日だったので助かった。 (ちなみにその給料日、前日に社員さんが銀行の通帳を持って帰ってしまい、 社則にのっとって給料が引き出せないってな状況に。 店長が仕方無しにカードのみで金を持ってくる、と言う危機にありました) 7月26日に、これとは他の日本人友達とチャットをする。 んで突然、「神戸に行ってDJ GONと握手!」みたいな話をして、 神戸行きの旅行に誘う。名前はトモキ。 27日の夜行バスで行く予定だったんですが、自動音声案内に失望。 「行キ先ハ、何処デスカ?」 「神戸」 「下呂温泉デイイデスカ?」 「いいえ」 これを3回繰り返してキレた。 …とトモキに言う。 するとトモキ、「昨日海に行っちゃってさ、全身火傷の上に筋違えた」と言う。 サーファー(ゴルファーでもある)彼は、波の誘惑に負けて、 いつもなら必ずやる準備運動を怠ったそうだ。 彼の来るまで当日に行く予定も駄目になった。 結局、新幹線で行く事に。 昼に待ち合わせて、そっからチケットを取って東京を出る。 ちなみに、チケットの事前予約なんてしてません。 ここから、完璧人間には当に恐怖でしかない「いきあたりばったり旅行」が始まる。 二人してアホみてぇに小さい荷物である。 俺はリュックのみで4日を乗り切る予定、 トモキに至っては小さなショルダーケースひとつである。 もう見た目からしてバカだ。 電車に乗る。新幹線は速そうだった。(見た目 小田原や横浜を経て、神戸へ。 「おい、大阪についたらマックって言うなよ。絡まれるぞ!」 「語尾にじゃん、って言うのも注意しようぜ。」 なんて事前練習は一切無し。適当に指定席に座る。 …車掌さんカミング!俺等って自由席の券だよね? でも余裕を持って券を見せる。車掌さん吃驚!目ん玉ひんむいてた。 「お客様…」 「すぐ移ります」 そう言うと車掌さん後ろの方へ。 (誰が移るかバーカ)と小声で囁く小悪党二人。 移りゆく景色。再び、側を通過する駅員さん。中指を立てる俺等。 ドアで振り向く駅員さん。視線がカチ合う。凍り付く駅員の表情。 「お、お客さま…」 「…」 そらそうだよなー。指定席に堂々とバカが座ってんだもんなぁ。 自由席に移る。旅は続く。 新神戸に着いてびっくり。閑散としてるんだなぁ…。 ここでDJゴンに電話。「新神戸です(意味不明」 すると「まいど!今サッカー終わったとこでや! 三宮まで来てんか!そしたら迎えにいくわ!」 との事。さっそく三宮に移動。 高校の頃、修学旅行で神戸に行った事があるが、 異人館巡りで時間を使いすぎ、集合場所に遅刻しそうになった事がある。 4人でタクシーに乗り、三宮駅前を通過した記憶がる。(遠い目 三宮は凄い栄えっぷりだ。駅前で面白いチラシを貰った。 「電話する→出会う→楽しむ→満足する」 と言うメッセージと、電話番号だけがかかれたテレクラのピンク色のチラシ。 凄いインパクトだった(笑 駅前商店街をうろうろするも、いまいち神戸に来た実感が無い。 新幹線で来るってこう言う事か。早すぎて、遠くまできた実感が無いのだ。 しかし、神戸に来て思う事があった。トモキが言ったのだが、 「レディが可愛い。新宿より、渋谷より可愛い。」 …ともかく、ナンパもせずにうろうろうろうろ。 結局、ゴンが来るまで「マクド」で時間を潰す事に。 ちなみに、「マック」女子店員の制服は西と東で違うようだ。 タイではなく、可愛いスカーフ。そして紙帽子でなく、可愛い帽子。(マリオみたいなの 「おい、マック入ろうぜ」「ちげーよ、マクドだよ!ここ関西だぜ!」 そんなこんなで、ビクビクと時間を潰す。 アウェーの不利をまざまざと思い知る事になった。 寂しい、淋しいぞ!死にそうな兎が2匹。びくびく… しばらくすると、ゴンから電話が。階段を振り向くと、チンピラっぽいのが… 「あ」 やっと寂しさが解消される。うへへ☆二人で東京弁全開で喋る。 もう恐いモンはねぇぞ!でっかいゴリラが味方になった! 街を歩く。回る金色のバレリーナ像を見たり、 中華街などをふらふらして、もう一人の合流予定の野郎に電話する。 彼もボストンで会った日本人で、すごい髭なんだが… 「いま何処らへん?」 「あーごめーん、言うの忘れてたー。予定入っちゃって行けなくなったー。」 一同絶叫「なんですとおおおおおおおおおおおおおおおお?!」 彼が以前ゴンに言ってた、到着予定時刻の一時間前である。 超ドタキャンだ。なんて事だ!おいおいおいおいおいおいおいおいおい! でも、もうどうしようもない。こればっかりはどうしようもない。 もしトモキに声をかけてなかったら…俺はなーんにもせずに、 31日に行く予定の名古屋に直行しただろう… さてはて、運命の歯車はとまらない。 ゴンはクラブイベントのリハに向かう。俺等は引き続き街をうろうろ。 ゲーセン入ったりパチ屋に入ったり(ちなみに俺はパチンコしません) スクリームのお面かぶった人が「そんな事は関係無しに」 と誰かと喋っていたのを見て爆笑したり、 「トップレスキャバクラ」の立て看板を見て、 「上裸なのか、胸が無いのか」と話たり、 時間を潰して潰して潰してクラブに向かう。 クラブ前で、更にボストンであった友人に会う。(タケちゃん。 可愛い元彼女連れだ(羨望の眼差し&やっぱりアウェーだと実感する事を多々 11時くらいからクラブに入り、ずっと時間を過ごす。 ここで酒を飲み、しばし寝る。(合計で1時間くらい) 面白い事がふたつあった。俺はこの二日ほど、ガラムって煙草を吸ってたんだが、 偶然にもガラムのサンプラーが来た。そしてゴンが叫ぶ。 「おいりょー!ガラムのサンプラー来たぞー!」 と言ってくれたおかげで、二本入りのサンプルを10個くらい貰う。 ありがたい、煙草代が浮いたぜ。うえへへへ☆ そして、お水と思われるフランス人のお姉ちゃん達3人を発見。 英語で話しかけるも、 「日本語デイイヨ」「日本語デハナシテ」と言われる。 「英語喋れるのに?」「日本語練習シタイ」 「日本語充分上手いじゃん!」「ンナコトアルカイ!」 突っ込まれた。英語を喋れるのに喋らせてもらえない悲しさ。 そのフランス人を遠巻きに見る日本人。 やはり日本でパツキンはめずらしいのだ。 で、凄く嬉しそうに一緒に踊る。(アメリカのクラブに比べりゃ健全だ←嫌な言い方w アメリカのクラブでも、日本人が重宝される日が来るんだろうか… もう二度と来ないだろうな。ふん。 特に日本の女の子なんてヤられt(以下自粛 明け方まで睡眠時間1時間で過ごす。5時にクラブが引けて、外でまったり。 ゴン曰く、アガリが結構入ったので朝飯を奢る、との事。 ゴンの知り合いの女の子4人とゴン、俺、タケちゃん、トモキの4人。 (…あれ?変だな…。) 煙草吸いすぎで喉がおかしい事になってます。 飯喰いながら、ご飯粒を口から大爆発させました。 ちなみに、25歳くらいだって思われてました。えへへ。 すき家で焼き肉定食200?を喰う。人の金だったらガッツリ喰うぜ! 喰った後、トモキの提案で、京都に行こうって事になる。 ゴンは一時帰宅で寝る(前日朝4時まで飲んで、その後でサッカーしてたとか) 俺等はタケちゃん家に行って、京都観光する事になった。 阿呆だ。徹夜で遊んで、昼過ぎに起きられると思ってたんだろうか。 鞍馬口にあるタケちゃん家で寝たのが朝の九時。会社員出社時間である。 寝る事寝る事、バカ共は昼に起きる事なく夕方6時に起きたのだ! この瞬間、さらなる無計画が覚醒する! 貳時間ほどダラダラとテレビ(ハードゲイ)を見て、 全員で「晩飯喰いに行くぞフゥ〜!」と言いながら街へ繰り出す。 河原町へレッツゴー!しゃぶしゃぶ屋ですき焼きを散々食い散らかす!(食い放題w しかも店員が灰皿を持ってくる前に煙草に火をつけて、 灰を落とせずに煙草が上を向いている、と言う阿呆二人! パパ(トモキ)が野菜を入れるも、長男坊(タケちゃん)は反抗期で肉しか喰わず、 老けた次男坊(俺)はひたすら喰う。 飯をたらふく喰った後は、 朝までJJクラブ(総合ゲーセンみてぇなトコ)で遊んでた記憶がある。 ちなみに俺、球が絡む遊び・スポーツは全般的に駄目である。 球が大きかれ小さかれ、球が絡む時点で駄目である。 この日もビリヤードやって勝った試し無し!素敵だな俺!フゥ〜! HGネタをひっぱりつつ、無計画家族(年齢順)は動き続けた。 ひたすら無計画に遊び続ける驚異のバカ達。 ちなみにゴンは、寝ているのであろう、電話にちっとも出ない。 メールに返事もくれない。って事で、別れたっきり放置でした。 もしも髭のドタキャンが無かったら、トモキに声かけてなかったら、 こんな楽しい無計画な旅は無かったであろう。(三人で同意して大爆笑☆ この時の名言「無計画家族にとって、あらゆる疑問文は愚問でしかない」 さてはて、帰ったのは31日朝である。 散々無計画だったが、この日ばかりははずせない。 名古屋で、「現代詩フォーラム煙屋スレッド・第一回オフ(仮)」がある。 寝てしまったタケちゃん、トモキ、「喧嘩番長」(ゲーム)に別れを告げ、 俺は一路名古屋へ!(昨夜から一睡もせずw その「喧嘩番長」と言うゲーム、俺の好みにドンピシャでハマるゲームだった。 「時は平成」とナレーションが入るのに、中身は昭和の匂いぷんぷん。 洋ラン、ドカン&アイロンヘア、ボンタン、ニッカボッカ、 そして「メンチビーム」が目から飛び、タンカ切って殴り合う! 「この野郎、吐いた唾飲んでおけ!」炸裂するパンチ! あ〜♪PS2誰か買って☆ さて、昨夜6時から一睡もしてないんだが、そんな事は関係無い。 無計画な旅なのだから。勿論、旅館やホテル手配などしていない。 全て適当、全てノリ、全ては雰囲気なんである。 時間が気になったので新幹線で向かう。 新幹線を降りて、地下鉄東山線で栄駅に向かう。 ところが出口を勘違いして迷い、ヘタレた俺はタクシーで待ち合わせ場所に向かう。 まずは、かるやさんと会う。(チンピラみたいな格好でごめんなさい) 迷った瞬間に、あざれあさんに「迷った」とメールしたんだが、 佐々宝砂さんも迷ったようで、迎えに行ってしまったとの事。 あちゃ〜。 しばらく末事、煙草3本と缶コーヒー一本分。 信号の向こうに、あざれあさんと佐々さんの姿が! ちなみに、俺は全員初顔合わせである。 (実際は、佐々さんをポエケットで見ていたようなのだが、 龍の法被を着たイカツイお姉さん…としか見てなかったw) さて、参加者全員が合流したところで、飯を喰いに行く事になっている。 しかし店の場所を失念、適当な店に入る。 ここから、世にも恐ろしい純度100%あほうの集い、「煙オフ」が始まる。 定食屋にて、一番奥の席をあてがわれた。 そして全員、おもむろに煙草を出す。出るわ出るわ各種煙草。 一応、地元限定煙草を持って来たら嬉しい!って事だったのに、 4人が4人とも持ってきた煙草、一切同じ煙草無し! オーダー取る前に、机の上に溢れる煙草。カラフルだった…。 すかさず灰皿ふたつを発見。(めざとい奴だった俺 味噌カツを喰い、満足して吸う煙草。美味かった〜♪ 誰が吸おうと誰も文句言わず、消した煙草がくすぶってても文句無し、 もうアホだ。アホでしか無い。店員さんも吃驚だった。 さて、飯をたらふく喰った後に、煙草を買いに向かう。 4種類ほど、あざれあ様のオゴリにより購入。 (本人は、払った飯代が150円ほど足りなかったので、 その分のオゴリと言い張っていたw) さてはて、更に煙草は増えて、行く先は神戸アパート。 名古屋の栄で「神戸アパート」 理由を知りたければ行くしかない。凄く素敵な店だった。 床を上げているせいだろう、全体的に小さなデザインで、 とても落ち着ける店だった。(座ったソファーが凄くふかふかだった☆ ここでも一番奥の席、オーダー前に出る煙草は変わらない。 全部で何種類だったのかすら覚えていない。 俺は眠さのあまり、ここで30分ほど寝た。(寝汗かいた…) だらだらと過ごし、過ごし、過ごす。煙草、煙草、煙草。 全員が全員、弛緩しきっていた。チェーンスモークに次ぐチェーンスモーク。 灰皿のオカワリが来た事には吃驚した!(笑 寝た俺は体力回復!(居眠りで体力回復しなれた俺はバッチリだ! 誰もアゲアゲにならず、かと言ってそれを悪いとも言わず、 もう「まったり」としか言いようの無い時間が過ぎる。 目的は「煙草を吸う」オフなんだから、純度120%だ。 店を出る時、煙草を鞄に仕舞ったら、机の上が閑散としてたのには笑った。 机の上は煙草だらけだった。煙草以外何も無かった。 その後もオフは続く。俺は明日帰る予定だし、 佐々さんは終電まで居られるって言うし、かるやさんも明日夕方に間に合えば、 と言う事で、もうひとつ別の喫茶店で、「珈琲&豆」を喰らう。 今テレビ見てて思ったんだが、 次回オフは「メイドカフェ」「ガンダムカフェ」でやるのも面白そうだ。 メイドカフェはご存じ、メイドが「お帰りなさいませご主人様」 と出迎えてくれるカフェ。 ガンダムカフェは歴代乗組員コスをした美男子が、 「ガンダムは男のロマンです」と言うカフェである。 もう考えただけで大爆笑だッッ! 勿論、一番奥の席、オーダー前の煙草。 ちなみにこの机、煙草の煙を吸い込む窓が机の真ん中についていたが、 誰も気にせずに、広げた煙草で塞いでいたのは秘密である。 煙草チャンポンをしたのは初めてだ。しかも10個以上の煙草を目の前に広げて。 誰とも無く喋り、大爆笑。気がすめば、次のネタが出るまで煙草を吸ってる。 でも、誰もそれを嫌と思わない。雰囲気も悪くならない。 沈黙が苦痛じゃない。煙草って偉大だー♪ ソフトクリームは溶け、チェリーは溺れ、プリンは常温になる。 でも誰も片づけない。 抹茶アイスは溶け、チェリーもウエハースも浮かぶけど、 誰も片づけない。 もうゆるゆる、弛緩し過ぎ。でも文句無し、文句出ない。 不満もなし、緊張もなし。ひたすら煙草を吸い続ける奴ら。 店員が何度も偵察に来てた。(多分 だって、ずっとこっち向いたまんまで厨房に帰るんだもの! 共通点は煙草以外に不明、と言うおそるべき4人の阿呆。 詩を語るでもない、人生を語るでもない、煙草を語るでもない。 だって目的はそれじゃない!目的は煙草☆ あまりにも不純物の無いオフ、それが今回のオフだった。 すげぇ、あんまりだ。感動すら覚えたぜ、今回のオフ! ひたすら煙草を吸い、ボソボソ…ゲアッハッハ!と笑う。 あぁ…俺が店員だったら、「お客様…そろそろお時間の方が」 などと、いきなり時間制!を採用するに違いない。(どの店の店員だとしてもねw そりゃもう不審きわまりない、もうどうしようも無い客だ。 オーダーしたお菓子はロクに喰わない、の割には煙草を吸う。 挙げ句の果てに、灰皿を重ねて遊ぶ、でも静か。 つかみ所なし、共通点なし。煙草の統一性なし。(しかも全部重ねて遊ぶし。 アゲアゲ、タテノリ厳禁、各種話題の語り行為厳禁、爆竹厳禁、 弛緩しきってるオフです。第二回もこんなんだろうなぁ(w さて、集合して7時間も吸い続け、いい加減時間になったところで解散。 俺は帰るのが面倒だったので、ホテルを見つけて眠った。 (シャワーが浴びたかった。ついでに布団で寝たかった。 タケちゃん家ではずっとソファーで寝てたんだw) 起きてから、名古屋を観光しようと思ったが、 暑いのと予定消費金額を超えた事で断念。(更に寝たり無い事もあった。 チェックアウト時間ギリギリまで部屋に籠もり、出発。 昼過ぎに帰ってきた。 28日から1日までの五日間で消費した金額:五萬五千円(予想を五千円越)          〃    消費した煙草:多分、8箱分程…の予想 (あくまで多分。カウントしてないし、想定の範囲外だった)          〃    捨てたパンツ:4枚(捨てる気のあるパンツのみ所持 なんて楽しい旅だった事か! もう書いてるだけで楽しかった! そもそも書ききれない程、ネタに溢れた5日だった!フゥ〜! ここまで、下らないエッセイを読んで下さった根性のあるみなさま、 ありがとうございます。お疲れ様でした。 最初から最後まで無計画、これほど融通の利く旅行もございません。 みなさまも、無計画に旅に出ては如何でしょうか? まぁ、普通は観光する場所で遊ぶだけの旅なんですけどね☆ ---------------------------- [自由詩]リビドー/虹村 凌[2005年8月1日20時29分] 朝鮮人は野蛮だと思う 支那人は野蛮だと思う だが俺が君にして欲しい事を教えたら 君は卒倒してしまうでしょう そう僕はエロなんです 結局は変わらないのでしょう そうだとしたら いつかきっと手をつないで 笑える日が来るんでしょう 手を合わせてお願いする 僕の僕の僕の僕の僕の僕のリビドゥ ---------------------------- [散文(批評随筆小説等)]最近の若者について/虹村 凌[2005年8月3日21時14分] と、一括りにはしたくない。 失礼だよな、そういうのって。 日本人と言うのは元来、「気合い」だとか「根性」に依存する事が多い。 そういう民族性なのだろう。 「気合い」や「根性」で物事をどうにか出来る、と言う考えに基づいて動き、 実際にどうにかなってしまったりする事がある。 日露戦争の際には、その「気合い」「根性」を戦略に練り込み、 何万と言う死者を出し、敵には微々たる損害しか与えなかったと言う記録がある。 (坂の上の雲を読んだばっかだから、ね。許してちょんまげ) 「神風特別攻撃隊」なんつーのもその例だろう。 「気合い」「根性」が発揮されるのは、主に戦闘状況にあると言って良いだろう。 戦闘状況に置いて発揮する「気合い」「根性」と言うのは、 いかなる時でも発揮されうるモノでは無いと思う。 何か強烈な信念、執念、と言った、自分が信じているモノから、 自分の存在、立場等が遠のきそうに成った瞬間、 仕合で言えば、負けそうになった時、押された時、 そんな時に、「コンチクショー」ってなチカラが出る。 自分に負けそうになると、「気合い」「根性」で乗り切る。 根性焼き3つあるからって、ひとより根性が3倍ある訳じゃない。 ひとより3倍はアホだって事なだけだ。 しかし。 最近のワカゾーは根性無しが多いんじゃなかろうか。 すぐに根を上げる。諦める。 んな事でどうする。ましてや仕事だ。 金を貰ってる立場、分際でそんな事は許されない。 与えられた仕事は何がなんでもこなさなければならず、 ミスしてもいい仕事などありはしない。 勿論、全てにおいてパーフェクトな仕事もありはしない。 ミスはするが、極力ミスをしないようにつとめるのが仕事だ。 嫌な事でも、金の為にしっかり仕事をする。 それは気合いや根性以前の問題であって、 そんなモノを持ち出すまでも無い。 だが。すぐに「駄目だぁ」とか「目が回る」とか「殺す気かよ」 とか言い出すと、跳び蹴りをくれてやりたくなる。 何処だって忙しいし、誰だって仕事なんかしたくねぇ。 金だけ貰えりゃ、それほど嬉しい事なんかねぇ。 (まぁ、それだけで生きるもの苦痛だろうと思うがな) だが、親に養ってもらってる分際で、仕事に我が侭言うなんて100年早い。 嫌なら仕事をするな。 気合いで嫌だって気持ちをどうにかしろ。 自分が追い込まれた状況で、いかに「気合い」「根性」を出すのか。 あーなんかどうでもいい愚痴になっちまったな。 今度、もっとしっかりと書くか。 ---------------------------- [自由詩]破滅に向かうピース/虹村 凌[2005年8月8日20時55分] (どうしたってニンゲンは破滅に向かっていて それは特定の誰かの所為じゃないけれど) (だからこそ世直しヒーローに憧れて 惜しまれて涙の中に死んでいく世直しヒーローになりたくて) ピースサインを掲げた世直しヒーローになりたくて それでも今日だって破滅へ向かうのです 見えない銃で政治家達を撃ち殺して 僕は世直しヒーローになるんだ 見えない銃で逃げ回る犯罪者を撃ち殺して 僕は世直しヒーローになるんだ 世界でたった一人のヒーローになったら 次に殺されるのは僕なのだ 世界はちっとも穏やかじゃない 僕等の生活も静かじゃない 可愛い女の子を見ては羨んで 可愛くない女の子を見ては話のネタにする 昨日の僕は可愛くない女の子とセックスをしたので 明日の僕は可愛い女の子とセックスをしたい 働いて飲んで吸って喰って遊んで寝てセックスして それでも苦痛から逃れきれない そんな夢のような日々 美男子と美少女の二人 控えめに言ってもミケランジェロの彫刻のような男と 控えめに言ってもレオナルドの絵画のような女 そんな二人が別れたのなら 美しいニンゲンよ 外見が美しくないニンゲンと出会うが良い 何にせよ 俺はヒーローになれずに 握りしめた拳をそっと仕舞う 一本の煙草を吸うのに 燐寸を三本も使いながら思ったんだ 泣けもしないし失敗も出来ない それなのに何時だって破滅に向かうニンゲン 世直しヒーローが掲げる 破滅に向かうピースサインは てめぇらへの目潰し攻撃なんだって事に 気づいていたかい? くらいやがれ! ---------------------------- [自由詩]GreatFull dead? ( Better off grate)/虹村 凌[2005年8月8日21時29分] whats up? You Jap it up? Fuck off, its just a shit. Like a mass up or fuck up. Umm...Anyway anyway, let me talk to the end my friend. Dismay cus your cuty dimple drag a line in blanky haert like Stuck on repeat AV sample Jack off on your heart So am I, still waiting for the lover overwhelme me Now am I, still dreading for the fuck to numbed me At the end of day is tha day of the day there are no conscience in my conseqence Good bye stand by brink good bye laugh by numbstuck Wanna call you at the night is the tonight resignate to revelate Good bye disaster of motherfucker good bye perfection is not my diredtion good bye wanna detonate my instinct good bye wanna get fame? none of my concern its like insecure future I don give a shit so Good bye My conviction is the contradiction don let you contradict wiz my genegration its cuz of the catastroph like first love made me deaf now its time to say conclusion that is good bye you fuckin bitch donno how could I jack off on your boob I was on descent like stuck on repeat its time to confront to detonate yeah, don worry I can live wizout you you justa fuckin fat lady its my witz end of my life wizout sex yeah, thats the reason why did I fuck you see you have a nice life (Dead finger in my head) ---------------------------- [散文(批評随筆小説等)]思わず叫んだ「ざまぁみろ」/虹村 凌[2005年8月8日21時54分] 昨日、俺はちっとも可愛くない女の子とセックスをした。 全然可愛くない。痩せてもいない。むしろ俺より太い。 昔は水泳で日本代表予選まで行ったとか行かないとか。 そんな話を聞きながら、パスタを食っていた。 ニ時間前に納豆飯をニ杯も喰って、既に満腹なのだが喰った。 別に彼女の事を好きだとは思わない。 惚れてもいない。お互いにお互いを好きだと言った事も無い。 真っ黒なバラの花弁で直立不動な真っ昼間。 愛の呪文も唱えずに、俺達はセックスをした。 愛なんか無くても、勃つモンは勃つし、射精るモンは射精る。 したいモンはしたい。そろそろ限界だったしな。 俺のボーダーラインを遙かに下回る彼女でも、俺は抱いた。 どれだけ限界だったかを伺い知る事が出来る。俺も愚かだ。 帰りに一人でパチンコ屋に行った。一人で打つのは初めてだ。 どっかで聞きかじった、「角台が良い」なんて話を思い出して売った。 千円で三萬壱千円勝った。ヤクルトが美味しかった。 帰ったら巨人がヤクルトに負けてた。あんだけ金があっても勝てない人たちだ。 悲壮感すら漂う野球を見ていた。ざまぁみろ、と思った。 CMになってから、テレビ欄を見ると、サッカーをやっていた。 この前、北朝鮮に負けたクソ野郎共だ。 もし韓国に勝ったら、この前の恥ずべき敗北をチャラにしてやろう。 そしたら勝った。結構ギリギリなシュートだったけど、勝った。 叫んだ。 「ざまぁみろ!」 俺は相変わらず韓国が嫌いだ。 韓国人や韓国政府、中国人や中国政府が嫌いだ。 でも中国人のヘルス嬢や韓国人のヘルス嬢は可愛い。 スタイルがいい。整形でもかまわない。可愛いんだもの。 韓流も嫌いだ。そろそろ以前ほどの勢いが無くなったが、いまだ健在だ。 何でこんなに嫌いなんだろう。印象悪い奴らが多かった所為かな。 見てきた事や聞いた事が悪かったんかもな。 それが全部嘘だったら、以外と面白いかもしれない。 コンビニで新聞を納品しながら、盗み読みをする。 郵政民営化でもめている国会。結局は否決されて解散しちまった。 バカだと思う。今の時勢で考えて、世襲制っておかしいだろう。 (俺の情報が間違ってなければ世襲制だ。間違ってる可能性は凄く高い。) ちなみに、俺は間違いを指摘されて逆上したりしない人間だと俺は思ってるが、 結構逆上したりする。でも大丈夫だ、今回は逆上しない。 何故に反対するのかが不明だ。 そんな事の為に首吊って死ぬヤツも頭オカシイと思ってる。 民営化がそんなに悪なのか。税金を垂れ流すようにしゃぶるてめぇらこそ悪だろうが。 俺はそう思っている。 テレビを見ながら思う。 見えない銃があるのなら、片っ端からこいつ等を殺している、と。 解散なんて出来る筈が無い、と大口を叩いていたクソ議員。 ざまぁみろ。 俺は思った。クソくらえだ。 日本は更に出遅れた。クソったれた。駄目になった。 俺はボーダーラインを下げて適当な女とセックスをした。 顔なんか見て無かった。色んな美人を頭の中で描いた。 イケた自分に驚いた。そんなモンなんかもな。 俺は駄目になった。以前ほど、堅い情熱も無い。 この先、俺は何をして生きていくのか検討も付いてない。 戦場カメラマンなんかになってるかも知れない。 案外、地雷踏んでも生きてたりしそうだ。嘘だ。 ただ、俺は知らない事が多すぎるし、見てない事が多すぎる。 そんな処に出向くのも、いいかも知れないと思っている。 イイ女を抱けそうにも無い場所で、案外イイ女を抱いているかも知れない。 ここでは無い何処か。 今ではない何時か。 相変わらず、俺は煙草を吸ってるに違いない。 そして、相変わらず韓国を好きになれずにいるだろう。 なによりも、女のボーダーラインを下げ続けているかもしれない。 女であればなんでもイイってヤツになってるかも知れない。 ざまぁみろ。 俺の大嫌いな野郎の声が聞こえてくる。 ざまぁみろ。 俺は言い返す。 今度は、可愛い女の子とセックスがしたい。 ---------------------------- [自由詩]ひゅるるるるるるるるるるるるるる/虹村 凌[2005年8月8日22時13分] ロケット花火に夢を託して放り投げたら 其れは真っ逆さまに落ちて 地面を這うように飛んで行ったんだ ひゅるるるるるるるるる どうでもいいデブな女に無理矢理欲情して 広末や長谷川などを思い出して ヘコヘコと間抜けな律動を繰り返したんだ ひゅるるるるるるるるる **** 真夜中の煙草の煙が闘う男をつかまえて あっと言う間に家来にさせちまった それまでは家来の一人もいない王様だった ないものはなかった **** 俺は急ぎ足で家に帰った。 人より一回多い修学旅行気分でパチンコ屋から出て行った。 千円なんて瞬く間に消えちまった。 昨日は2時間も保ったって言うのに。 セクハラ課長のロックンロールショウを見ていた気分だ。 禿た頭に汗が光る。 しなびたチンコから白いのが出る。 ひゅるるるるるるるるるるるるる。 着弾したら僕は逃げる。 そしてまた何処かで誰かのお姫様と腰を振るのだ。 ---------------------------- [散文(批評随筆小説等)]奴隷の巣/虹村 凌[2005年8月8日22時32分] 「私は淫らなM嬢です。」 と言う人物に返信を出した。 続けざまに3通くらいお手紙が来た。 2通目に返事を出したらメッセージが出た。 リョウ様、リョウ様、大変です。 もうポイントがありません。 もしもこれからもM嬢やM看護婦、M人形、 M婦人やM婦警などと連絡を取りたければ、 今すぐに300ポイント(9000円)を買って下さい。 9000円を出すくらいなら どっかのソープかイメクラに行くと思うんだが どうだろう? もうちょっと金を出せば実際に気持ちよい事が出来るのだ まぁM彼女がいれば大した金もかからないんだが 世の中そう甘くは無いのであって それはポイントを9000円分買っても12000円分買っても同じで そもそもそのメールをくれるコが女の子だって保証はまったく無い だいたいそのいい証拠にM看護婦さんが呉れた写メなんて 俺が三日前に見た「エロ看護婦☆ヒミツの夜勤」とか言うエロ本の写真のまんまだ インリン・オブ・ジョイトイを35回くらい殴って砕いて肉をつけたら 昨日セックスした女に近づく気がする 1年以上セックスしてなかった事を思い出して煙草を吸った 美味いんだか不味いんだかわかんない煙草だった デブ女から俺を奪って行く可愛い女の子はいなかった それなりにイケてそうな顔してるけど まぁ23歳とか25歳って言われるんだから そう見える歳相応の格好をすればいいんだろうか ピンクのネルシャツにジーンズじゃ駄目でしょうか 今度はもうちょっとマシなラバーソウル買おうかしら そう思うんです ---------------------------- [自由詩]快楽喫煙者/虹村 凌[2005年8月10日21時55分] だから俺は未だにこうしている この世界を嫌うのに飽きるのを 何時まで経っても同じ事だろう 簡単に結論なんて見えやしない 俺たちは置いて行かれて またもや時代の波ってのに乗り遅れた 世界中が笑ってやがるんだ 悔しいじゃねぇかよ 帰るのだって嫌になる でもどうしたって好きなんだ チクショウ 悔しいじゃねぇかよ だかた俺はこうして待っているんだ この状況を憎むのに飽きる事を 何時まで経っても変わりやしない そう簡単に変わるんなら先生なんて必要無ぇよな 煙草を吸ってる間 若しくは珈琲を飲んでいる最中や性交の最中 そんなひとときの最中で変われるのなら 視覚も味覚も嗅覚も触覚も失いたくない 失うモノが多すぎるぜ 現状を救うのと引き替えに何かを失うのなら 俺は何も失いたくないんだ 帰るのも嫌になるぜ だから俺はこうして待っているんだ この国を嫌う事になるような切欠を チクショウ 悔しいじゃねぇかよ そんなに簡単に変われやしねぇ 俺もこの世界も (煙草等、一本吸ってみる) (気が楽になった気がした) ---------------------------- [自由詩]盆/虹村 凌[2005年8月14日22時09分] 「きゃははははは!気違い!気違い!」 赤ずきんが墓場を横断する時 女子高生は機関銃を乱射する と言う話を村のおじぃちゃんから聞いた チンピラは死んだ後 足尾銅山に向かう 墓 竹 紙風船 数が多すぎる 村のおじぃちゃんは涙を流していた 「来たか…」 ---------------------------- [自由詩]北方領土/虹村 凌[2005年8月14日22時25分] 大回転赤ずきん このほしのどまんなかで 気が違い 首が吹っ飛んだ事にも気づかず 煙草を吸い続ける 大回転赤ずきん この国のどまんなかで 気を違え 天皇陛下万歳 経済大国万歳 北方領土に向こう 大回転赤ずきん この家のどまんなかで 気 違い 片目を売って燐寸を買った 既に左足と尻尾は無い 大回転赤ずきん 不機嫌な奴らのどまんなか 気を違う 折れた日本刀を振り回す狐仮面 さっさと死ね 気狂い万歳(北方領土) 気違い万歳(北方領土) 天皇陛下万歳(北方領土) 経済大国万歳(北方領土) 「御父様!御母様!私は御國の為に此の命を捧げて参ります!」 (昭和拾九年七月二十日  ワタシハセンジョウヘムカイマス マナコ アトハマカセタ) そして世界は平和になった ---------------------------- [自由詩]黙祷 三十秒思考/虹村 凌[2005年8月16日21時13分] 「黙祷」 一瞬でざわめく声は途絶え 耳に煩い程の静寂に包まれる この時を待っていたんだ *** 「しらかんば」 呟いた唇からは ただただ灰色の煙が零れるだけだった 既に頭の半分 右手 左足 右脇腹を失い 尻尾は燃え尽きてしまった 力無く垂れ下がった日本刀は 輝きを失い 鈍い 灰色の光を 気怠そうに垂らせていた *** 黙祷 祈りを捧げる奴らの中に切り込む *** 御父様 御母様 生まれてきてごめんなさい 私は存在してしまったのです 気が違ってしまったのです 天皇陛下万歳 経済大国万歳 全ての霊魂に捧げる黙祷を 私は *** 黒服の森の中 私は諸手を挙げて死に給う 御父様 御母様 存在してしまってごめんなさい 私は此の國の政治家達を許す事が出来ませぬ どうか我が無礼をお許し下さいませ どうか先立つ我が人生をお許し下さいませ 失礼いたします *** (何事も無い日常は果てが無く  おそらくその名も知られはせぬ  やがては話もされぬまま  墓には苔が蒸すだろう  咲く花もあれば咲かぬ花もある  明日は我が身とくだをまく  友の酒に眠る夜  女子供もいないまま  この世を変えてみせようぞと  命令ひとつでやらいでか) *** 黙祷、止め ---------------------------- [未詩・独白]終戦あたりの思考回路/虹村 凌[2005年8月16日21時28分] 言っておくが、これは俺個人の考えであって、 読んだ人間に押しつけるものでもない。同意も求めない。 ただ、今現在の考えとして書こうと思う。 日航機墜落や終戦記念日が続く。 どっかのキャスターが「日航機墜落記念日」と言っていたのを聞いて、 ものすごく興ざめした。何が記念だ馬鹿野郎。 バイトの最中に黙祷を捧げた。 何人が黙祷を捧げたんだろう。 ボスは参拝をやめちまった。シケてるぜ、ボス。 相変わらず謝罪と賠償は続けなきゃならないような事を言われて、 トサカにくる。精神的な余裕があれば、「暇なんだな」と思う事にした。 そんなに嫌なら、来なければいい。 日本のAVでマスかかなきゃいい。 ゲームもテレビも、と言おうと思ったが、以前に深刻な話を聞いた。 本当か確認はしていないが、数多くの日本の漫画を、 「匿名希望の韓国人が描いた漫画」としている事があるようだ。 知り合いの韓国人は、同い年なんだが、高校に入るまで、 「すらむだんく」は韓国人が描いたと思っていたらしい。 他にも多数、似たような事例を聞いた。 金蔓にされてんだろうか。それも腹が立つ。 一蹴しちまいてぇ。どでかいミサイル構えて、黙らせたいとも思う。 ただ、そうすれば戦争になるだろうと思う。 別に戦争は嫌じゃないが、俺の身の回りで近しい奴らが死ぬのは嫌だ。 やるんなら余所でやって欲しい。 靖国参拝を止めろなんてのは内政干渉だ。俺はそう思う。 てめぇらが戦犯者の銅像を建てて何をしてんだか知らないと思ってるのか? 政治ってのは難しいらしい。外交ってのはもっと難しそうだ。 郵政民営化も否決されちまった。 与党がやる事に反対すりゃいいと思ってるようにしか見えないよ野党。 反対したり批判したりするなら誰にでも出来る。 お前等に何が出来るか、が問題なんだよ。それを名言せずに何を言うか。 と思うんだが、学生である間は年金を払わない事に決めたし、 今んとこ留学してるので選挙権も無い(筈)ので、偉そうな事は言えない。 でも言いたい。言う。言わせてくれ。 説得される方が、説得しにきた方に何かをおごるってのも面白い話だ。 しなびたチーズは高級品だったし。ビールはいいや、俺飲めないから。 これで我が国の経済はまた一歩遅れと取り、恥をさらす事になった。 夕刊フジもゲンダイも、批判してばっかで、読んでてウンコ漏れそうになる。 バカみてぇだ。 ざまぁみろ。派閥解散してやんの。 時代遅れだ。 この世の副産物の俺たちが牛耳る頃には もっとマシな世界になってると思いたい。 ---------------------------- [自由詩]第七次世界大戦/虹村 凌[2005年8月18日19時42分] 2005年 世界は7度目の核の炎に包まれた! 地は裂け 空は歪み 大気は濁る だが人類は死滅してはいなかった! 腓返ったカブトムシが捕らえられ トンボ達のどんでん返しが始まった 手の平を返したクワガタ達は成りを潜め 裏返った亀はじっと成り行きを見つめている in 栄市 裏ドラが乗って数え役万を放銃した彼は 核ミサイルのボタンに指をかけた ---------------------------- [自由詩]地雷も踏まずにサヨウナラ/虹村 凌[2005年8月18日20時02分] 宙を舞い上がる 砂埃と共に 舞い上がる 蝶の様に舞い 何の様に落ちるのだろうか 飛んだ高さが高ければ高い程 落ちた時には酷い事になるだろう (ジュルダウネス福音書23章13〜15節) それはカウキスネルテアーデス 彼の日に私は拳を怒らせ 雷のような一撃を与えるだろう (ラウシュネルベ書15章3〜6節) 舞い上がれ 風と共に 舞い上がる夢を叶え給え 蝶の様に舞い 何の様に墜ちるのか教え給え 世界に国境がある限り 私達は手を繋ぐ事は出来ない 世界に國がある限り 私達は笑って肩を叩き合う事は出来ない (シュダルガダク幸福書38章33〜38節) 戦争も争いも無い未来は存在しない 私達は神に挑んだばかりに 永遠に争う運命になってしまった もし再び神に挑んで勝つ事が出来れば 言語も地球も統一されるのだろう (バルセクンドリアス書9章29〜38節) 蝶の様に舞う中で 最後に見る物は何だろうか どんな景色なのだろうか 何を恨み 何を羨み 何を悔やみ 何を満たされ 何を笑い 何を憎み 何を考えるのだろうか どんな音を聞いているのだろうか もしも私が世界を去る瞬間が来るのだとしたら その時までには世界がもっとマシな場所であると思えるよう願いたい もしも私が世界を去る瞬間が来ないのだとしたら まだ世界は満たされないままで癌細胞は増殖するだろう 私がこの世界を去る前までに君達がこの世を去るのだとしたら 私は憎しみと共に生き続けるだろう だがしかし 私がこの世を去った時には微笑みと接吻を与えてくれ 私が世界に幸福の羽を撒き散らせよう (シャルベルヌンク福音書128章19〜85節) 蝶の様に舞い 物体の如き落下の後 私は私を見るだろう 私は私を見るだろう ---------------------------- [自由詩]高級娼婦になりたかった女は/虹村 凌[2005年8月22日14時46分] 少しだけロリータ少女になったらしい 風の噂で聞いたんだ 彼女はロリータ少女に **** 「私はね、高級娼婦になりたいの」 彼女はそう言った 「そうか」 そう答えた そうとしか答えられなかった 煙草を吸う 煙を吐く 精一杯だ 「私はね、政界を動かすような高級娼婦になりたいの」 彼女は詳しく言った 「そうか。愛してるよ」 そう答えた そうとしか言えなかった 髪を撫でる 事しか 出来なかったんだ 彼女は思ったよりも容易に股を開き 数々の男を飲み込んできたらしい (願ったり叶ったりだったよ) 「高級娼婦になりたいの」 彼女は微笑んだ 「愛してるんだよ」 俺は呟いた 煙草はとっくに燃え尽きて フィルターが露出している事に気づかず 下を向いて缶コーヒーを蹴飛ばした 高級娼婦になりたい彼女は 甘い煙草の香りが好きだった ***** 高級娼婦になりたかった彼女は ロリータ少女になったらしい 風の噂で聞いたんだ 今はあの煙草を吸わなくなった ---------------------------- [自由詩]イエスタデイに歌われて/虹村 凌[2005年8月22日15時47分] 埃だらけの夜道に座り込んで 煙草の先に火を点けました 吐きだした煙も イエスタデイを戻してくれない 煙草を放り投げて 行く道を決めようと思います 煙草は くるり くるりと周り 赫い火と僕の目が合ったのです 缶コーヒーを買う事にしました 煙草はまだ余っています *** 暑さのあまりに 夢から覚めた からり からり 風鈴が鳴る ひらり ひらり 指先に舞う 濡れた君の乱れ髪 錆び始めたは 遠い昔の記憶紅葉 ゆるり ゆるり 気怠さに問う ぬるり ぬるり 舌が垂れる するり するり 君は逃れる こぽり こぽり 血を吐いたんだ *** イエスタデイを歌った イエスタデイを歌った イエスタデイを歌った 誰も聞いちゃいなかった みんながイエスタデイを歌っていたから 誰も聞いちゃいなかった みんなが聞いて欲しいから 誰も聞いちゃいなかった 煙草に火を点ける 煙を吸い込む 煙を吐き出す イエスタデイを気にしなくなった いや 元からイエスタデイなんて気にしてなかった イエスタデイを歌ってから気づいた グッドバイ イエスタデイ シーユー イエスタデイ ---------------------------- [自由詩]そのスイッチを押せ/虹村 凌[2005年8月22日16時31分] 俺はSHOCK 君のボインで判子を呉れ 俺はSHOCK 俺の下にボインを呉れ 君の乳首(SWITCH)を押せば テポドンが飛び出す 俺の乳首(SWITCH)を押せば トマホークが飛び出す 君のお姉さんの乳首を押せば ノドンが飛び出す 君のお母さんの乳首を押せば 君のお父さんが飛び出す 教科書で読んだ世界の仕組みを 君の腹上で実践する 飛び散る核兵器 世界は核戦争を始めたんだ 俺はSHOCK 君の乳首を噛み千切る 俺はSHOCK 君が息子を噛み千切る 無数の小さな分岐点に立ち 見えない乳首を噛み千切り 俺は今まで生きてきたんだ だからSHOCK 畳の上の君の胸 だからSHOCK 君の腹の上で逝く 君の乳首(SWITCH)を押せば テポドンが飛び出す 俺の乳首(SWITCH)を押せば トマホークが飛び出す 君のお姉さんの乳首を押せば ノドンが飛び出す 君のお母さんの乳首を押せば 君のお父さんが飛び出す 教科書で読んだ世界の仕組みを 君の腹上で実践する 飛び散る核兵器 世界は核戦争を始めたんだ そのスィッチを押してみたらどうだい? (ポチンとな) ---------------------------- [自由詩]兎の目玉は何故赤い?/虹村 凌[2005年8月24日22時07分] 「バイバイ」の後で死にたくなるのは 何故でしょう?(淋しいよぅ) 「またね」の後で死にたくなるのは 何故でしょう?(寂しいよぅ) もう、相まみえる事の無いように 「バイバイ」 「またね」 でん でん でんぐり返しで バイ バイバイ (サクリ) ---------------------------- [自由詩]友/虹村 凌[2005年8月26日8時38分] 俺が何人の女を抱こうと 友よ 俺は君の知っている幸せを 友よ 微塵も知らないのだ 友よ 俺が欲しいのは 友よ 少しの優しさと少しのぬくもりなのだ 友よ 君の言葉の所為で俺は死にたくなるんだ 友よ 君が胸を張って言えるその幸せの前に 友よ 俺は泣き崩れるしかないのだ ---------------------------- [自由詩]煙草の煙のラブソング/虹村 凌[2005年8月28日18時30分] もうラブソングを歌わなくなって しばらく経つ そんな事に気づいたのは 煙草を立て続けに吸って 気持ち悪くなってからだった 恋をすればラブソングを歌い 失恋しれば失恋の歌を書いた 頭の悪い僕は 新しい恋に向けて 「お下がり」のような歌を書いた 埃にまみれたノートを読んで 吐きそうになった事がある それを思い出して また吐きそうになったんだ 戦争が起これば反戦歌 俺だって戦争は嫌いだ だけど戦場も戦争も知らない 無責任な歌は歌えない (それはオナニー) コンセントにつながれれば 詩が書けるマシン そんな物がいつか発売されたら もう「お下がり」のラブソングは 出てきやしないだろう 煙草の火をもみ消した 灰色の煙が立ち上って 消えた ---------------------------- [自由詩]しねしねしねしねしねしね……/虹村 凌[2005年8月28日22時48分] ひぐらし ヒグラシ 蜩 日暮 日暮らし の声を聞くと死にたくなるのは 僕だけ何でしょうか? ---------------------------- [散文(批評随筆小説等)]ギャンブラー伝説リョウ パチ聖と言われた男/虹村 凌[2005年8月31日14時21分] 最近パチンコを始めた若造ですコンニチワご機嫌いかがですか? 本日もパチンコで負けてまいりました。 初めて行った時は、千円が三萬壱千円になったのにNE☆ まぁ、いままで負けたのを差し引いても、まだプラスです。(多分 まぁ壱萬は勝ってるでしょう。そこまで負けて無いかな? まぁそんなモンです。 そもそも、今までパチンコなど一回もやった事無い俺が、 つい先日、何の気無しにやってみたら、勝っちゃったんですもの。 あれって遠隔操作とかあるのかね。どうなんだろ。 初心者特有の動きとかあるのかな? それで後ろからリモコンでピピッと…ありえるのかね、そんな事。 その勝ちで味をしめさせて、何度も足を運ばせるのが目的でしょう。 で、みんな研究したりする訳ね。面倒だね、でもそうしなきゃ勝てないのよね。 俺も少しは勉強すっかな。 はい、何でその情熱をちゃんと学業に向けないの?ってヒト。 退廃を求めて勤勉に行き着くのが、ギャンブラーなんですYO! わっかんねぇかなぁ! 飲む!(寝る 打つ!(負けて鬱 買う!(何時になるのかね これぞ漢!侠の生きる道よォォ!これ無くして男を名乗るべからず! ギャンブラー伝説になるのだー! 今日も5千円ほど、色々な所のクソ眉毛(ケンシロウ)にカツアゲされたんだが、 ふと思った事がある。 司馬遼太郎の作品「坂の上の雲」に書いてあった一文なのだが、 「戦略を司る将軍が、戦場で一番やってはいけないのが、 各戦力(支隊、部隊にかかわらず)の分散である。 各個撃破され、結局はどうしようもなくなるのなら、 一点集中で中央突破をはかり、相手の戦力を分断し、 勝利せしめるのが常だ。」 と、確かこんな感じの事を書いてあったと思う。 先日も友人に言われたが、 「一日千円で勝負するより、一週間に一回だけ壱萬円で勝負したら?」 と言われた。なるほど。戦力の分断は良くないのだな。 一点集中で、撃破し、勝利せしめる訳だ。 …と言う事に気づいたのは既にケンシロウに散々カツアゲされた後である。 ラオウの剛掌波も困ったもんだ。何でパンチじゃないんだ。 いきなり必殺技を使う奴があるか! もう金無いかもよ♪剛掌波! ってか?とんがりキッズも万国吃驚掌だっつの! 麻雀でもそうなんだが、俺はかなり欲深い。 この前も、高目を狙い過ぎて結局負けた。 分相応じゃないと言うか、己のチカラを過信すると言うのか、 とにかく勝負に出すぎなんである。それを馬鹿と言うのだろう。 それにつけてもギャンブルッフォ〜〜〜〜〜! いやいや、話がオカシクなったな。 ともかく。引き際を知らないと言うかなんと言うか。 相手がどうあれ、高めを狙ってしまう。 そこに「漢」を見いだす俺は馬鹿なんである。 そんな馬鹿な所に「侠」を見いだす俺はどうしようもなかろう。 そんなドウシヨウモナイトコロニ「男」ヲ見出ス俺ハアホウダロウ! さて。次に帰ってきた時は、ケンシロウに復讐してやろう。 7のつく日にだけ、ケンシロウに勝負!タネ銭は多めに! あと三ヶ月覚えてたらな(笑 ワハハハハハハハ! ギャンブラー伝説リョウ 逆パチ聖と呼ばれるであろう男 ---------------------------- [自由詩]少しだけ詩を書いた夜/虹村 凌[2005年9月8日14時16分] 高校生だった僕は 泣いて 泣いて チンピラに憧れて チンピラになりたくて 夜の街を歩いていたのです 高校生だった僕は お金も無くて 遠くに行けずに ただ地元の真っ暗な商店街を あても無く歩いていたのです 100円ライターとタバコと 虎の子の120円を持って外に出ると 夜の風は知らん顔をして吹きぬけて行くのです それでも僕は チンピラに憧れて 泣いて 泣いて 夜の暗い商店街を歩いていたのです 毎朝使う駅は既に眠っていて その前に頭を抱えてしゃがみこむ制服の男子学生が一人 酔いどれ天使のギター弾きが二人いて 僕は少し離れて座り込んだ 甘いコーヒーが好きだった 酔いどれ天使が歌う ブルージーな「愛を取り戻せ」に チンピラになりたかった僕は涙を流した 学生はずっと頭を抱えている 僕と同じ中間考査で悩んでいるのだろうか 隣に座ればわかりあえたかもしれない でも僕は動けなかった 彼がいなくなればいいと思った 目の前を 千鳥足ですらない裸足の女神が引きずられて歩いてゆく 僕はチンピラになれない事を知っていて 少しだけ神様にお願いをする どうか僕を不幸にしてください チンピラになりたくなくなった僕は 家に帰って 少しだけ詩を書いて眠った チンピラになんてなりたくない 不幸になんてなりたくない 家のベッドはやわらかくて暖かかった 120円の缶コーヒーを幸せにしていた夜は もうすぐ開けてしまう ---------------------------- [自由詩]きりもみ十二指腸/虹村 凌[2005年9月11日16時03分] 僕は性格が悪くて 若いってだけであいつをからかう そんな僕は女の子の前では妙に静かで 今日だってあいつが惚れてるあのコに 恋しようかって考えてるんだ ノイズ・・・・ ヒュンダイだったかサムソンだったか キムチの冷蔵庫から会社が始まったって聞いて プロジェクトKってな番組もアリだと思った パンニハムハサムニダ 人類は始まっちまったよ朝鮮半島から 焼肉だってなんだってあそこから始まった プロジェクトK 犬をつまみにJINROを飲む カムサハムニダ 別にどうだっていいと思っている 恋になろうが愛になろうが 俺は真夜中に意味もなくウロウロしたい その時に傍にいてくれればいい 単なる寂しがりやなんだよ 俺は朝鮮人が嫌いだし支那人も嫌いだ それはその政府や国や自分の祖国の姿勢によるもので 全員嫌いなんじゃないって事を俺自身が知っている 授業中に六カ国会議に出ないで金だけ払ってればいいってな朝鮮人に 俺は思いっきりキレた事があるってのは何人かが知る事実で 全員がそう思っているかはわからないしそうでないと俺は願う もしもそんな話がしたいんなら授業中にするべきじゃないと思うよ でも俺は何回かそんなことがあったわけで 口を閉じて食べないんで一緒に飯は食いたくないし まぁいろいろあって俺はやっぱり全員を好きになれないよ ただ何時までたっても仲が悪いんじゃ格好悪いよね 仲直りできるんなら幾らでもキムチだってビビンパだって食うよ でも天麩羅よりサラダが美味いっていったのには傷ついたよ 日本の味を知りたいっていってたじゃないのさ そんなに美味しくない焼肉を食うくらいなら 俺はカレーうどんを食うよ きりもみ十二指腸 お前らと飯を食うと腹が悲鳴をあげるんだ そんなときに 傍にいてくれりゃいいのに 二人っきりの世界で すこしだけまったりしようよ 世知辛い世の中だよね 俺みたいな格好してちゃ友達減るよね 仕方無い 傍にいてくれよ ---------------------------- (ファイルの終わり)