2008 05/04 13:49
片野晃司
先日(4/29)、ツーリングの帰りにエンジンが異音を発して止まってしまい、その近くの消防署に無理をお願いしてバイクを預かってもらい始発電車で帰宅、翌々日にレンタカーの軽トラックで回収してきました。
最初、異音の感じからコンロッドの大端ベアリングかな、と思ったんですが(考えてみたら大端ベアリングの時はもうちょっとゴロゴロした音だったですね)家で腰下まで全バラしたら、原因はピストンピンのサークリップが折れてピストンピンが抜け、シリンダーをゴリゴリ削ったりピストンに亀裂を入れたりという状況。クランク、コンロッドは幸い無事でした。ピストンピンを片天秤でよくコンロッドが曲がらなかったものです。小端も変形などないようでした。ピストンピンもよく折れなかった。折れたサークリップは社外品でした。
異音を発しながら田んぼのまんなかのバイパスから街まで徐行で走っちゃった。クソホンダ、手抜きしやがって、なんて悪態つきながら。。。すいません、ホンダのコンロッドは丈夫でした。街まで自走して翌日の仕事に遅刻せずに済んだのはコンロッドが頑張ってくれたおかげだったのでした。
今日エンジン組み上げて走ってみましたが大丈夫そうです。でもこれからはちょっとエンジンを労りながらのんびりトコトコ走ろうかな。