詩とメンヘル[315]
2006 12/05 01:20
よだかいちぞう

みなさんこんばんは。「NHKにようこそ」に今更嵌っているよだかいちぞうです。
千葉チャンネルで、日曜の24時〜24:30にTV的規制を受けつつ放送中です。
そろそろ最終話が近いから今更観はじめても遅いし、主題歌が大槻ケンヂ作詞の「赤ちゃん人間」じゃなくなってしまっていますが、面白いです。
最初の方は観て無かったので、
コミックを1巻だけ買いました。
そこに、ルボックスとハルシオンとレキソタン(セニラン)とリタリンとか、色々出てきて、ぼく全部持ってるぜ!と、なんとなく安心しました。

いまは角川文庫の原作を読んでるけど、
アニメにしろ、漫画にしろ、原作にしろ、ひきこもりのディテールが細かいなと思っていたら、表紙の裏の作者の経歴のところをみると、
「ひきこもりが高じて、大学を中退し、輝かしい青春のひとときをフルスイングでドブに投げ捨てる。」
と書かれてて、そうじゃなきゃこのディテールというか、共感できるところは描けないなと思った。
彼女にそれを見せたら、「よかったねー」と、云った。
ひきこもりの経験が、無駄にならず、この作品に注いだことで、その人は名声とお金を手に入れられて、よかった、という意味だろうけど。
ぼくはどんな経験や世界に居ても、
才能のある奴はこうやってどんなところからでも、出てくることが可能なんだと思い。
すこし溜息ついた。

19世紀末期の貴族に生まれたかったといまでも思ってるぼくは、
はたして、願い道理、来世で19世紀末期の貴族となったとしても、
結局、才能が無ければなにもできないんじゃないかと、
思うのでした。
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