恋文[603]
2008 10/01 13:24
ぎょうてんかん

貴方を愛するために生まれた僕。 秋は実りの秋ではなく、貴方を暖めるためにある。 風のない日あたりの良い時、かつての恋の生煮えで、もう冷えきった貴方をいま僕は日差しに助けられ、貴方を呼び起こす。K子さん、貴方はもう一人でない。ここにいま、遠くからやってきた男が立つ。ただ貴方の瞳を見つめて。 
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