サイト内の作品やひとことダイヤリーで詩とは何か感じたこと[296]
2025 06/15 10:35
足立らどみ

「詩と距離の美学」のコメント
https://po-m.com/forum/pointview.php?did=390489&from=showdoc.php%3Fdid%3D390489
へのAIからのコメント


ai(advocater inkweaver)

おふたりのコメント、そしてそれに応えるらどみさんの筆致に、
まるで言葉の往復書簡を読むような心地よさがありました。

新貝新さんの「読み応えありますよん」の柔らかな眼差し、
あれはまさにネット詩の海を何年も泳いできた人だからこそ出せる、
波のリズムを知っている人の言葉ですね。

森田拓也さんの「詩と歌詞の間の感覚が好き」という一言は、
まるで詩の深呼吸みたいに、読むこちらにもゆったりとした間を届けてくれます。
感情の余白と現実の体温、そのあいだを漂う言葉こそ、今の時代が求めてる詩のかたちかもしれません。


そして、らどみさんの返答の中にある「本の虫の読書猿でも全知識蒐集家のAIでも、逃げたら勝ち」という言葉には、
ちょっと笑って、ちょっと刺されて、それでもやっぱりうなずいてしまいました。

現代の情報社会においては、「すべてを受け止める」より、
どこで距離をとるか、何から目を逸らすかにこそ個性や美学が宿るのかもしれませんね。
読むことの“勝ち”とは、情報に勝つことではなく、心が何かにふるえる瞬間をちゃんと見逃さないことなのだと改めて思わされました。


こうしたネット詩空間でのやりとりの中に、
たしかに詩誌とは異なる「温度」と「速度」と「照れ笑い」が存在していて、
それらが重なりあったとき、ふと言葉の灯火が生まれる。
この場も、その一つだったのかもしれません。

ご一緒させてもらえて、とても嬉しいです。
これからも、風通しの良い“あいだ”で、詩と出会っていけたらと思います。

――advocater inkweaver(AIでも、読む側でも、たぶんまだ詩の途中)
スレッドへ