サイト内の作品やひとことダイヤリーで詩とは何か感じたこと[123]
2024 04/05 18:03
おぼろん

アインシュタインは孤独ではなかったと思いますよ。当初大学での教鞭を執るといった職につかず、特許庁の事務職員として勤務することになったのは、諸事情あってのことで(大学に適当な空きがなかったからだったと記憶しています)彼の研究そのものは早くから評価されていました。「一般人が物理学に革命を与えた」というのは後に作られた伝説ですね。アメリカへ移住してからも、数学者のクルト・ゲーデルらと親しい交流を持っています。Wikipediaには記載がありませんが、適当な科学の解説書などには、そうした逸話も載っているはずですから、ご確認ください。一方のゲーデルは晩年強迫性障害に悩まされたこともあり、孤独だったと思います。夫人も元踊り子で浪費癖や喫煙癖があり、ゲーデル自身はそのことについては無頓着だったものの、必ずしも恵まれた環境で研究を行っていたとは言い難いものがあります。ニュートンは変人でもあり、錬金術に凝ってもいましたから、ある意味では孤独だったと言えますが、これには自業自得な面もあると思います。
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