スポークン・ポエッツ・カフェ[6]
2005 04/16 00:52
大村 浩一

 いわゆる「ポエトリーリーディング」が勃興してくるはるか昔、確か
1985年頃かな、『鳩よ!』の創刊後だったと思うけど、高円寺で「空飛
ぶ橇」というイベントがあった。
 ゲストが谷山浩子でテーマ曲をピアノでひき語りしていた。出演者は
ねじめ正一、伊藤比呂美、井坂洋子、鈴木志郎康、正津勉さんも居たか
な…いわゆる現代詩の系統の詩人で、あれほどのメンバーが集まれたっ
てのは、当時まだどれほど文学としての詩にイキオイがあったかという
事の証しみたいに思えます。
 個人的にはその頃の別のイベントで見た、今は亡き如月小春さんの朗
読パフォーマンス(ねじめ民芸店ヒントの立小便禁止の詩だったな)が、
自分のカブいた系朗読の原点にあったりします。
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