廃人がポツリとつぶやく部屋13[295]
2012 04/19 22:39
N.K.

佐々さん、
 最後は、少し真面目に書いて一応の区切りとしたいと思います。
 詩を書きたいと思う者として、大変勉強になりました。やはり、佐々さん
は、創作すること、詩を書くことに真摯に向かい合っていらっしゃるようだ
ということが、分かりました。
 その詩に対する見方は、詩を人の支配関係の中に存在するものでは断じて
ないと捉えているように思え、詩はあくまで独立した、創作し、表現す
る存在が、形作るものであり、それに関わるものはストイックなまでに詩に
おいて平等であり、詩は何かの手段ではなく、こう言ってよければ、詩それ
自体が目的であるとさえいえるような印象を感じさせるものでした。
 おそらく、詩に対する見方が多くの点で重なるかもしれないと意識させら
れ、今こうして佐々さんから自分は影響を受けているのも感じます。
 しかしながら、自分も天邪鬼のつもりなので、佐々さんが述べた傲慢さが
詩へと作者を突き動かすことも、あってもいいのかなと思ったりします。そ
れが、いろいろと正されて、「おかげで」という謙虚さに繋がることもあっ
てもいいのかなということです。詩は自由であって、どれくらい自由かと言
うと詩人が詩を大切にしていると思っているその思いを超えるほどかもし
れないと思います。
 論争というか、もともと論点があるわけでもなかったような感じがします
が、思った以上に佐々さんの詩に対する考え方を伺えて、自分としては非常
に有益でした。
 ありがとうございます。自分に能力があれば、佐々さんの詩について評論
を書きたいと思ったりします。自分の力にはあまるものだと分かってはおり
ますが。さしあたり思い浮かぶのは「詩の透明な自由さとその関係性に対す
る優越」というようなことです。
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