2006 03/28 14:26
モリマサ公
服部剛さんの「風の配達する手紙」
と
あおばさんの「オート三輪」
を日曜のベンズで購入しました。
服部さんの詩集
リーディングで聞くと「優しい感じ」とか「とぼけた感じ」とかいうイメージがつよかったのですが、
活字になってみるとそういう普遍性のあるいいまわしから現代社会が正確に切り取られていてすこし怖くなるような気もしました。
くりかえしくりかえし読んでいく度に沁みていくかんじで、おもわずうなってしまいました。
奇をてらうことがないということが逆に現在の奇妙な社会を表面化させている。というかあきらかにしていくみたいな。
そういう意味で非常に大事な断面を見た気がしました。買ってよかったなあとおもいました。
あおばさんの「オート三輪」
これはもうとにかくメンツが豪華(あくまでもアウトオブメジャーだよ)だし装丁も素敵でした。
つーか今のポエトリーシーンをこういうかたちで切り取ることができるのかとおもうと
詩のおもしろさというよりコミュニケーションのおもしろさやあおばさんのお人柄のことを考えてしまいます。
みんな〜軽く飲みにいったと思って、どっちも買いましょう!