2006 12/08 22:57
松岡宮
なんやかやと手元にある詩誌とかのまとめ。
★ヤリタミサコ「ビートとアートとエトセトラーギンズバーグ・北園克衛、カミングズの詩を感覚する」
★ヤリタミサコ「詩を呼吸するー現代詩・フルクサス・アヴァンギャルド」
いずれも水声社。
後者、平田俊子さんとかカオリンタウミさん、久谷雉さんなどの詩がたんまりと引用されていておもしろかった。全体的に詩がちゃんと引用されていて、評論だけじゃなくて詩そのものも楽しめたです。
★川江一二三「CUBE」ミッドナイトプレス社
内部、ということばがいっぱい出てきました。なんというか、性愛とかの内的なエネルギーの強いことによって、死に向かう可能性もあるのかなあとかそんなことを思いました。
★冊 2006年11月号
茂本和宏さんの「ガボット」という詩、トモユキ君がバイオリンを弾いてくれる詩、よかった。上手宰さんの「門番」も、掟の門は自分だけの門で、門番も自分だけの門番がいたという詩、内的というよりは可視化した風景画みたいで面白かった。特集は北村真・あらきひかる、でした。
ああ、なんと中途半端な紹介!そのうちもっとちゃんとした感想を書きます。
松岡宮