2010 09/14 09:25
鵜飼千代子
>>62
わたしが参加した合評会はどこも自分の詩を自分で読んで、場にいる人が順に感想を言ったり、「何かある人は言ってください」という感じでした。ひとり終わって、次の人へ移ります。自分で読む必要性は、「呼吸」ですね。「セリフとリズムとメッセージ」は、片野さんの「僕たちは 素敵なコマーシャルソングを歌いながら海の見える坂道をくだる」の中のフレーズですが、書いた人が読むことによって、文字を読んだだけでは読み取れなかったものが見えてくることがあります。
合評会に出てくる人っていうのは、真剣ですから、「面白い」とか、そういう感覚は差し挟まない方がいいと思います。バトルになる。合評は合評でやって、余興で人の詩を朗読するというのはあるかもしれないけれど、自分の詩を他の人に朗読されるのは嫌な詩人もいると思います。講師が前で読むのを嫌だという人はいないでしょうが。