2010 09/10 10:29
鵜飼千代子
初めて買ったパソコンはNECのPC-6001の中古なんだけれど、父が「そんなハスッパなものに興味を持つな」という感じで嫌がったので、お年玉で買って見つからない場所に隠しておいたら(本体が12,000くらいだった)、出すのが面倒くさくなって使わなくなっちゃって、ワープロソフトが使えるのだとNEC9001RA21が次の機種。退職金をはたいた。会社でNEC使っていたから。書いていたのは手紙とか、日記かな。
詩は、ものすごく表紙が派手でファンシーなノートに中1から書いていて、十数冊あるかな。なにか、ノートに向って鉛筆を動かすのが詩を書く気分のようなところがあったので。
表紙が派手だと、山に埋もれていても見つけやすい。
別のノートに、星の王子さまや、金言の抜き書きなんかもしていた。これは、友達に手紙を書く時に引用するんだけど、本だとどこのどのページだったかその度に探すのが大変だったから。ページ数も入れていたかな。今は殆どないけど、筆圧が強いから大きなペンだこがあったな。手紙も枚数が多いんだわ。わたしは、星の王子さまを友達に何冊も配った覚えがある。
niftyに入った時には、置き場所に困るからって親戚にもらったMACデュオを使ってた。フロッピに落としてあるけど、わたしも見る環境にないな。その前に少し、書院も使った。MS-DOSでフロッピに落としてあるけどこれも開けないとおもう。
niftyの時は、ニフティーマネージャーを使ってそのまま書いて送信してた。niftyはupした書き込みの修正が出来なかったから、後から誤字とかあると、削除、再投稿しなくちゃいけなくて、何も知らずに繰り返していたら、両方ダウンロードしてしまうこともあるから、もっときちんと推敲してから出さなければいけないって、叱られたことがある。それと平行して、手書きのノートはわたしも5mm方眼。方眼なんだけれど、四角の中にきちんと書いていない。しかも、鉛筆を使っていても修正する時は2本線引いて上に書いたり、連ごと×つけて隙間に書いたり、矢印で前後の入れ替えしたりしている。それを隣りのページに書き直してまた手を入れたり。落書き帳のようで、ファンシーな詩のノートの時のようにそのまま人に見てもらえるようなノートじゃない。(一冊目がまだ終わらないくらいの使用頻度。旅行などの時に使う。)
最近書いたのは、今年のスケジュール手帳の白ページに書いてから、それをMacのテキストエディタで清書したのがひとつある。その他は、大概、テキストエディタで書いて、テキスト保存してから、投稿欄に貼付けてるな。
原稿用紙も、A4で青い枠の縦書きのものや、横書きの原稿用紙も買って使ってみたんだけれど、清書用だったらいいんだけど、表紙を裏に折り返して推敲したりしていると紙がバラバラになっちゃうので、方眼ノートの方が使いやすいかな。
Macのテキストエディタ以外に、「iText Express 3.1」と「 LightWayText 4.1.7 MacOS X」が入っているんだけど、ライトウェイは縦書きで書けるので、原稿用紙フォームをマス目変更したりして、紙媒体に出すのははなからこっちで書くこともある。大概は横書きで書いてから、縦書きに変換してチェックする。わたしの場合、1行の文字数が多過ぎて行を跨ぐということが殆どないから、いまのところこれで困っていないです。
詩のテキストは、FCVERSEの合評会のテキストだった「詩のレッスン(小学館)」が好きですね。厚くて重いのに、わたしが参加した時に開いた覚えがないんだけれど。書き方が載っている訳ではないんだけれど、詩が楽しくなるし、好きになる。その後に買ったのが「現代詩の鑑賞101 (大岡信 新書館)」かな。上に詩が載っていて、下に色々な詩人の解説というのか、評というのか載っている。全部読んでない。
入沢康夫さんの「詩の逆説(書肆山田)」は、ヤニ色にならないようにビニールに入れて本棚に立ててある。あと、野村喜和夫さんの「現代詩作マニュアル(思潮社 詩の森文庫)」もあるけど、焼酎かなにかこぼしちゃったみたいで、読んでないのに下の角がレロレロになっていてネズミが齧ったようになっていて、野村さんにお目にかかってもこれにサインしてくださいとは言えないな、、、という感じです。この2冊誰か読んでいないのかしら。何かガイドがあると嬉しかったり。
あと、凄く年配の方の同人詩誌が読んでいて面白い。堅さと内容のバランスというのか。3行で書けることをどうして1ページも使って、しかもわかりにくくなっているし、人の貴重な時間をなんだと思っているんだ、と思う文章とかも詩誌によってはあるのですが、年配の方の同人誌は外れが少ない気がする。書くことがない人がページを埋めるために何か書かなきゃと思うとああいう文章になるのかなと思うんだけど、全部自分に返って来て、同人誌出してるだけで凄いことだと落ち着くんですけれどね。
あとなにか、書くことありましたっけ。
そうだ、先日吉増剛造さんのトークセッションに行ったの。池袋のジャンク堂に。重たいのにリュックやトートバックにパンパンに本やコンパクトディスクプレーヤー(撮った映画を見せるため)や何やかや入れて持って来てみせてくださったんだけれど、原稿用紙が、模造紙を4切にしたような紙だった。丸めて持っていらして、ポスターか何かかなと思ったら、今書いている次の作品だとのことで、出版社の人が何社かいたから、ちらっとだけ見せてくださったんだけれど、一個のマスが大きいの。はっきり憶えていないんだけれど、学校に提出する原稿用紙の2倍くらいはある。本で読むと、ルビのようなサイズで書かれている文字があるけれど、大きな紙に普通かその半分くらいの大きさで書いて、縮小しているみたい。普通のサイズで印刷される文字が、もともと大きく書かれているのね。これは、最近のビビッットだったな。
これくらい? また何かあったら書きます。