連座 萬草庵 壱軒目[625]
2005 12/01 23:45
黒川排除 (oldsoup)
白い柵と道がいずれも田へ伸び青い田の麦わら帽子
もう座っているつもりの椅子に空の低い
鳥を見てそれから簾の落ちた音
複数の依頼人かくまう夜具尽きてなお
跳ねる蛙の下を通り慣れ目的もなく
ストローとブーツは立てかけ雨の宿
夜でなく月とみれば欠け枯れ枝の吊革
ホッホと叔父は笑いギラリと爪出し毟る
一分を三十秒にして早死に
つつとしてうらうらとしてひきこもる
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