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【petit企画の館】/蝶としゃぼん玉 (創作系)スレッドオペレーター:ハァモニィベル
***

【petit企画の館】

当館へようこそ!いらっしゃいました。
お気軽に中へどうぞ。

この館の【趣旨・目的】は、あくまでも「創作を促進すること」です。

 --------------*--------------
ここでは、次のことを、お愉しみいただけます。
 --------------*--------------


◆Menu◆

【1】:プチ企画をつくり、この場に投げる。(テーマだけでもよい)
【2】:企画について検討し合うのもアリ。
【3】:企画者と参加者は、それに沿った作品をこの場/その他に投稿/報告する。
【4】:前のプチ企画が終了したら、次の企画を提案する。
【5】:自由に関連した話題を提供/談義しながら、創作意欲を刺激し合えればgood!

(注意書き)
********************************
詩に限らず、文芸全般・漫画原作・映画(ドラマ・舞台)シナリオ
など、和洋、古典・現代 を問わずに、俎上にのせてかまいません。
********************************

オカシナ記事が書かれた場合などには、スレ主の判断で、いきなり、又は注意忠告をした上で、
削除する場合もありますので、事前にご了承ください。

基本的には企画提案者が仕切ってくださる方がいいので、自由円滑に書いてもらえたら
うれしいです。読んでいる人が愉しいと思う場所にぜひしてください。

(尚、本スレッドは、下記スレッドを引き継いでいます。
 http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=316267 )

それでは、開幕です。

********************************

[363]ハァモニィベル[2017 01/22 17:30]
(スレオペより)----------------------------

長庚さん了解です。

プチ企画〈歴史×ミステリ〉はそのまま保留します。



ここから、
-どなたでも

あたらしいプチ企画の提案をご自由にどうぞ。


【歴史】に絡める、

という現行の大テーマは維持しますので、


 〈歴史× 何か 〉

の 「何か」の部分をご提案ください。




あるいは、----------------------------


 〈歴史〉× 〈何か〉

か、

 〈ミステリ〉× 〈何か〉



という形でのご提案でもよいことにします。

※ 歴史は、自分には書きにくいので、という相談があれば、
それもお受けします。
----------------------------

ご投稿は、

 作品(詩や小説やエッセイ)でも、
 記事(談論や質疑応答や雑談)でも、

OKです。

何か記事が投稿されたら、わたしが応答応対するように心掛けていますが
どなたも、来なければ、このまま休止状態となります。


**

では、
クリエイティブな方の参加をお待ちします。


失礼します。


 

[362]長庚[2017 01/22 16:19]ハァモニィベル
〈歴史×ミステリ〉プチ企画よりお知らせ

長庚は、ちょっとの間、留守にします。

企画はこのまま続行ですので、どうぞお気軽にご参加ください。
 

[361]長庚[2017 01/22 03:18]ハァモニィベル
>>360

「葬られたる秘密」
それ、読みました。
女性心理がよく出ているんですよ。自分に向けられた好意の証をどうしても捨てられないっていう。

関連付けていいのか分かりませんが、人気アーティストが結婚したあとに歌を聞いてみるとラブソングがまるきり奥さんのイメージで作られているなー、と。
野暮な連想連鎖ですが、しちゃいます。

ラブソングを贈られた女性にしてみれば一生ものの宝物だろうなあ。
 

[360]ハァモニィベル[2017 01/21 22:19]長庚


ちなみに、わたしは、

 小泉八雲では、

   .「葬られたる秘密」

という短編が好きです。
青空文庫で読めます。
 http://www.aozora.gr.jp/cards/000258/files/42926_15331.html


 

[359]ハァモニィベル[2017 01/21 21:06]長庚

というわけで、アイルランドなわけですが、

 というわけのアイルランドといえば、

   オシアン(Oisin)ということになります。


キリスト教が入ると、それ以前にあった土着の民俗信仰は、「異教」として残存し、
取り込まれるか、対立する、のがよくある歴史で、

深く根ざしていて軽めの習俗なら、
前者(取込)になって、ゲルマン民俗からのクリスマスツリーのような、アラタナ習俗に
つながったりしますが、

カリスマが優位しかねない場合には、後者(対立)になって、
「異教」は延いては「異端」として、魔女狩り、魔女裁判のような残虐な弾圧キャンペーンに
つながったりします。

 アイルランドで異教となるのは、ドルイド教でした。ケルトの民俗信仰ですが、霊魂不滅
とか自然崇拝の思想があったとされます。

(パリ万博に江戸幕府が出品したとき、その東洋の自然観が、西洋人にショックを与えた
 という話を以前べつのところに書きましたが、その驚きが刺激になって
 ジャポニスム、アールヌーボーに繋がったという、その通りだとすると、
 西洋の自然観と対立する自然観が、古い西洋にもあったというのが面白い所です)

さて、

オシアン(Oisin)は、古くアイルランドで語り継がれた伝説の英雄詩人ですが、

 父親は王様で、その王に恋した妖精が生んだのがOisinでした。鹿に姿を変えられた
母親と一緒に森に住んでいたところを、父の王が見つけて、Oisin=鹿の子供と名付け
た、という(かなり私好みの)人でもあります。

  オシアン 「教会の鐘の音よりも、自然界の生きものの声のが素晴らしい」
  St.パトリック 「森に住み狩猟する騎士の殺生を躊躇わぬ精神性の無さよ」

異教風味のオシアンが、基督教風味のセント・パトリックに語りかける
バラッドの中のこんな対話に、そんな異教的対立の香りを嗅ぐこともできるようです。

と、ここまでが前置きで、
ここからが本題なんですが(笑)。


(ハーンの話題で、長庚さんが)

>日本文化に似通ったものを見出だした、人物
>〔気質が、日本と〕アイルランドと、地下深くで結び付いている・・・

と言っていました。

それは、

ハーンが、

     浦島伝説

にも注目したことを言ってるのだろうか、
言ってないだろうな多分、と思いつつ

(わたしは)、以下の二つを連想したのでした。

#以下二つとも引用でなく文章はわたしです。


■(ハーンの浦島太郎)-摘要祖述-

ウラシマは故郷にもどると、一族の苔むした古い墓を見た。自分は、もう四百年も前に死んだとされていた・・・。
動転した彼は、その「箱」を開けてしまう。白い幻が、「夏雲のように」空に舞い上がって、流れていった。
彼は絶叫する。そして見る間に、身も心も老い衰えて、そこに、・・・倒れた。



■(ケルト伝説にある似た話)-摘要祖述-

オシアンが狩りをしていると、美しい娘が現れて、彼を、自分の住む永遠の若さの国に連れてゆく。
二人の乗った馬は海上を駆け抜け、たどり着いたその国で、幸福を満喫したオシアンだが、やがて
望郷の念止みがたく、乙姫ならぬニアムという彼女に、
  (絶対に馬から降りて地面に足を付けないこと)
を、固く約束して戻ってくる。と、故国の姿は一変していた。驚愕して見て回るうち、村人を助けるため
馬上で持ち上げた石のせいで、オシアンは落馬してしまう。
地に足が付いた途端、彼の身体は一瞬で老人になり、
あれから三百年が経過していたことを知るのであった。

…オシアンがこの数奇な経験を話すのは、むろん、St.パトリックである。


というわけで、

 小泉八雲 から、 バラッド と来て、

 オシアン から、 浦島太郎 まで来ましたが、


べつだん、

 『怪談』 ―→ 「ゴシック」 

などと、

どなたでも、いろいろなお話を展開していただいて構いません。


シャボン玉がわれるまでは



# 「オシアン」という表記には、マクファーソンの問題があるので、区別して「オシン」と表記を別ける用法があるが、音の響きを重視して、ここでは、「オシアン」とし、区別がつくように(Oisin)を併記した。


   .
 

[358]長庚[2017 01/21 18:15]
>>357

ご提案痛み入ります。
回らない頭ですが、頑張ります。承知いたしました。
 

[357]ハァモニィベル[2017 01/21 17:50]
>>356 

長庚さんコメント感謝です。

>曖昧な情報ですみません。

とありますが、「情報が曖昧」なのはべつに構いませんよ。

でも、はっきり思い出していただきたいことは、
私が、<歴史>という今回のテーマでは、「抽象的」には書かないでください
と言ったことです。そのココロはですね、

 ぼやっとした文章を書かないでね

ということです。(作品においてはそれもアリですが)

 抽象的な事を書いたら、必ず、具体例を添えるなど

 肉付けしていだけると、幸いです。


短く2、3行で、会話するといった場合は、

逆に、コンパクトに整理して書いてほしい、ところです。

此処では。読者ファーストでお願いします。


 

[356]長庚[2017 01/21 16:24]
>>354

私が覚えているのは、ラフカディオ・ハーンはアイルランドと関わりのある場所で生まれ、ケルト文化と日本文化に似通ったものを見出だした人物だということでした。”精霊は万物に宿る”とか、そういった「見えないもの」を感じる気質が日本の”八百万の神”という伝承となって、海を隔てたアイルランドと、地下深くで結び付いているような気がした、そんな風に記憶しております。

曖昧な情報ですみません。
 

[355]ハァモニィベル[2017 01/21 14:08]長庚
*(>>353

伝承文学である英国のバラッドには、しばしば

  子どもを殺す母親
  妹を殺す兄

などが、出てくる。

「愛情深い母親」 と 「家族を養う逞しい父親」を前提とする
「近代家族」は、西洋で18世紀頃に市民社会の成立とともに
誕生した。

と言われるように、
「家族」観というのは、時代によってかなり違う。

とはいえ、
現代は現代で、子殺し、親殺しのニュースは、けっこう目にする。

家族の実像は、いつの時代も《ミステリ》なのであろう。
だが、近代以後、現代の方が、一層、ミステリと感じるのかも知れない。



バラッドは、作者不詳の物語詩であり、もともとは、うたでもある。
吟遊詩人等に伴奏つきで謡われて、各地に伝わった。(最盛期は15世紀)
 (東大で講義を始めたとき、バラッドを取り上げたハーンが、「耳なし芳一」に注目したのはうなづける)

印刷術の発達を受けた16世紀には、路上で歌いながら、印刷された歌詞と楽譜
が売れるようになる(バラッド作者というのも出てくる)が、これは、瓦版というか
当時はニュースの役割も果たしていた。

近代以前は、センセーショナルな話題が、伝承詩になって歌われたのに対して、
現代、シンガーソングライターが、殺伐とした事件を歌うことがないのは、
ニュース報道がそちらを担当しているからだろう。

江戸でも、事件は、すぐに歌舞伎などの演目になったが、
いまは、TVのドキュメントや再現ドラマで観ることになっている。



アガサ・クリスティーのおかげか、ミステリーと言えば、マザー・グース、という連想が可能であるが、
マザー・グースの唄は、もとはバラッドであったりする。
その、たんたんとした物語詩ぶりや、ミステリぶりは、

(歴史文学)であるとか、(ミステリ詩の実験)であるとかを考えている
 この場所では、
十分に見直される意味を持っている、と思います。


 

[354]長庚[2017 01/21 11:32]ハァモニィベル
〈歴史×ミステリ〉プチ企画・参加作品


「Y」


私が此処に戻ってきたのには3つ理由がありました
2つは度々口にしてきたことでもありますから
何人かの方々は見当がつくかもしれません

だけどもう1つは・・・・・

推測〈1〉
一説には、彼は数少ない言霊使いだったと言われております

あなたにはわかるのでしょうか
私は最初、あなたを彼だと思い込んでいました
少ないやりとりのうちで、また、あなたの流麗な文章を読む内に
違うのか、とどこかほっとしたところがあります
すると、何もかもが謎めいて

彼はどこへ消えてしまったのでしょう

私が最初に訪れた場所で
約束を果たせるかもしれないと思いながら
やはり彼の姿を確認できないことには
勇気が出ないのだと挫けてしまいました

謎は残ります

推測〈2〉
リターンせずに送信完了してしまうメール

あなたの最初の言葉、2番目の言葉、3番目の言葉、
どれもダイレクトに彼と符合するのですが
今一歩踏み込めません

上野にある小さなホテルで
私は彼女からの報告を受け、打ちのめされていたのです
果たせない約束は本当はもう彼とは関係がない
自分に誓ったものであります

けれど
一体彼はどこに・・・
ああ、パラノイアになりそうだ、
もう投げ出してもいいだろうか?
彼は笑っている?
泣いている?
教えて、ほしいんだ


〈この記事はNo.5の記事と関連しています〉
 

[353]ハァモニィベル[2017 01/21 01:37]竜野欠伸長庚
>>352 ご寄贈感謝します。
----------------------------
長庚さんのコメントが短すぎて強烈ですが、

「比較文学の先駆的作家」、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)
がここで顔を出すのも、興味深いですね。



比較文学は、世界的視野と博識、固定分野に囚われない自由な発想が、評価され得る(又は
報われる)分野ですが、そこで魅力を発揮する、ハーンという存在を、きちんと、見つめよ
うという―ことだとしたら―、なかなかのチョイスだと感銘をうけました。



ハーンが、東大で教え始めたのは、明治29年(1896)のようですが、
そのとき、詩に関する講義の中で、英国のバラッドについて解説しながら
唯一、全文を引いた作品が、次のバラッドだった、と言います。

   ”The Cruel Mother”   『残酷な母』


  (以下は、私による大意訳)


  女がひとり 茨の上で 赤子を生んだ。

  微笑まないで そんな風に 可愛い赤ちゃん

  ニコニコ わたしを 殺さないで。


  女がひとり 月の明かりで 掘った墓穴

  中に、可愛い 屍骸を埋めた。


  ある時、教会へ行く道すがら 女の前に

  立っていた。 可愛いこどもが、門前に


  「おお、可愛い坊や。 わが子なら
   絹や毛皮を着せるのに」


  「おお、やさしい母さん。 わが子には
   冷たい土をくれたのに。

   でもね、僕は天国だ。
   あなたは、地獄を抱えてく 」





 時折、ナーサリー・ライムでも、こうした残酷でパンチの効いた
ものがありますが、このバラッドは、宗教的な影響もありそうな
気がします。
 但し、責めている様にも、許している様にも、受け取れる両義性のある
作品になっています。
(私の意訳では、もっと一般的に、
最後を、人間の罪と罰として訳しました)



まあ、
人間にはいろいろ、境遇や立場がありますが、

ふつうに考えると
きちんと育ててもらえず、
土に埋めれてしまう
というのは、
私には、けっこう「地獄」のように思えますが
保身して生き残った者の場合は、はたして「天国」であるのか、
それは、まったくもって(謎)です。


 

[352]長庚[2017 01/20 23:04]ハァモニィベル
【詩人の本棚へ寄贈します】


「怪談」/小泉八雲・著


耳なし芳一の話が強烈です。
 

[349]ハァモニィベル[2017 01/19 19:28]長庚
>>347(作品by長庚さん)

剪定ということを感じました。


**

   「静物」  
         萩原朔太郎  
     

  静物のこころは怒り

  そのうわべは哀しむ

  この器の白き眼にうつる

  窓ぎはのみどりはつめたし。



**

さて、そしてまた、

 ミステリの要素は・・・一体何処へ・・?

 (歴史=個人史は全くOKですが)


**

   「殺人事件」  
            萩原朔太郎


  とほい空でぴすとるが鳴る。

  またぴすとるが鳴る。

  ああ私の探偵は玻璃の衣装をきて、

  こひびとの窓からしのびこむ、

    (-以下略-)


**

 ミステリ= ※

の、※ は、「怪奇」・ホラーでも、「幻想」・ファンタジーでもいいわけですが、

「謎解き」・本格もの、にももちろん挑戦の余地があります。


 成功か否かはともかく、色々実験してみるのもまた、愉しからずや、です。


 

[347]長庚[2017 01/19 11:31]ハァモニィベル
プチ企画・参加作品〈5〉
(過去作より提出)


title「遠雷」


あたしは、戻って行く
5年前の空に対峙する

視線を夜空にはしらせる
佇む星に、
飲み込まれたいとおもう
あれはチョークに塗れた
黒板なのだと
知ってた筈だけれど

鬼はあたしだ
まだ
背中のざわめきに
気づかない

「ねえホントウにヘイキでいられるの?」

すこし呼吸する
終わらない弱気を
締め出したいと
知ってる

もう
返事がないことは分かってるんだ
温い欠伸のよな空間に
漂っている女の人がいてさ
そうやって横たわって
あたしを圧した雲
反射的に目を逸らす

忘れた空から遠雷


まだ
背中のざわめきに
気づかないフリしてる

大事なこと
向き合えないままで
どこまでも逃げられるなんて
思っていたんだよ
あたし、
あなたを探してそこで
足跡を消したかった



ゆめはきっと
あなたに届くまえに壊れて

星の声に追われて

ロバの耳をした王様に
チェックが掛かる
走り去るバス
地面に降りたら
ぐら、り、
   ゆれた、身体
 

[346]長庚[2017 01/18 23:36]
>>345

私から見たジョージアナの、
セクシーゾーンというと手の形かな。

手が綺麗な女性はモテるともいいます。

絵かぁ、詩の書き方と絵の描き方も共通するものがあるやもしれません。
 

[345]ハァモニィベル[2017 01/18 19:49]長庚
長庚さん、蛾兆さん、 ご感想ご批評ありがとうございました。


 名画×(歴史×ミステリ)ということで、

 四枚の肖像画がわたしに語りかけたお話ということで書いてみました。

また、ぜんぜん趣向を変えて、
さらに幾つか色々と挑戦してみます。




 蛾兆さんの評にあった、「一番楽しそうに」微笑んでいるのは・・・
という、視点で、そばにいる女性をときには肖像画として観てみたい気がします。
その肖像の微笑みの影は、そばにいる男の愛情が描くものでしょうから。

 と、言っても、私にはそばに居てくれる女性がいないので、豊富な資源があっても
無駄に眠ったままですね。
(美しい肖像画)が、(幸せな肖像画)でもあるように描かせてくれるモデルを、まず
は連れてこなれば…。しかも、私の自画像が、「ドリアン・グレイの肖像」にならなく
てもいい人を…。


 シャーロック・ホームズのもとを訪れた人物に、ドクター・ワトソンが言いそうな
な長庚さんのコメント>>344 (男目線で見てみたのでしょうか。面白いですね)
 

 ジョージアナの境涯については、

   ★ 「ある公爵夫人の生涯」

 という(2008年の映画)があります。



 

[344]長庚[2017 01/18 14:04]ハァモニィベル蛾兆ボルカ
>>343

デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナ、見てみました。
あの高貴な感じが良いですな。しかもお洒落です。
 

[343]蛾兆ボルカ[01/17 21:55]ハァモニィベル長庚竜野欠伸
>>341
『微笑む肖像』

>荒涼とした
>砂漠をゆく 幻の駱駝が、
>ふいに
>輪廻するように、

>ときに肖像画は、
>物語を話すことがある。

このスタートは、構えが大きくてわくわくさせます。
竜頭蛇尾にならないかとおそれて、なかなかこうした口火は切れないと思うのですが、この作品は、豪華絢爛に展開し、ついにゲルショッカーならぬピンカートンの探偵たちまで登場します。
お見事な派手ぶりで、愉しく拝読しました。

テーマがらみでツクリについて言うと、複数の絵を次々と出したところが、なるほど、と思いました。
絵というのは一枚だけ鑑賞するものも良いのですが、それとは違う鑑賞の仕方もあるものなのかも知れません。
詩や小説だと、一作品だけしか評価しないひとには、僕は反射的に違和感を覚えます。他の作品は読んだんだろうか?と。
でも大概、そのひとと付き合ったり話を聞いたりすると、(なるほどそれも見解だなあ)と思ったりもするのではあるのですが。
しかし絵の場合は、一枚しか好きじゃないひとがいても、なぜか僕は、アタマから、それが普通のことのように感じてしまうんですね。でも、そうじゃなく、一枚しか好きじゃないひとには何かしら理由や想いがあるのであって、何枚も楽しむのが普通の楽しみかただったかも、と、思いました。
歴史というものにも、個人が描かれるときと違う、群像で初めて描かれる面というのがあるのかも知れません。

>>342を拝読して、なるほどと思ったのですが、複数の絵を出して構成したことが、実在した人間の気配を行間に描くことに繋がったのかも知れません。

以下、ネット検索で彼女たちを観ながら、拝読しました。

>戻って来た時、オークションハウスで8億円で落札されたと言うのは
>攫われた姫君、クラナッハ作 『ジビュレ・フォン・クレーフェの肖像』だが、

このパーツは短いんですが、これをモナリザに続く二番手に選んだのは、選び方が良いと思いました。詩のイメージが明るくなります。
【ジビュレ・フォン・クレーフェの肖像】
この絵のなかの女の目付きの魅力は、僕は良くわかります。悪そうな女ですよね。でもそこが可愛い。
峰フジコちゃん系な感じで、いかにも泥棒が好きになりそうというか、ルパン三世が好きになりそうな女ですな。僕もこういう女性、好きです。
危うい感じと、強い感じが緊張しながら揺れてる微笑みで、これが崩れた瞬間がセクシーなんだろうなあ、と思いました。

その妹だという、ホルバインが描いたクレーブスのアン。これは全然違う系ですね。妹とは思えません。
【アン・オブ・クレーヴズ】
この絵のなかの女は、なんかとても真面目な感じですよね。シンメトリーもわざとそうした構図でしょう。優しそうではあります。でも一番、セクシーじゃない感じですね。
王家のひとから見たら違うのかも知れないけど、庶民たる僕は、この肖像画を盗みたいとか、高額落札して入手したいとは思わないなあ。
この絵のなかの奥方の目付きは、けして冷たくはないんだけど、もう揺らがない感じがあり、少なくとも描いた画家とは、間違っても寝てない、みたいな距離があるかな。

うって変わってとなるのでしょうか。
次は、泥棒が惚れ込んだ絵として、詩のなかで一番長く詩行が展開するゲーンズボロ作の『デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナ』。
【デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナ】
この絵を盗みたい気持ちは分かります!おっぱいでしょう、やはり(笑)。
着衣のマハを想わせる、挑む目付きも、とてもグーですね。これは魔性の絵ですね。魔法使いみたいな帽子かぶってるし。
これは魅惑されますね。

これら群像に彩られた詩のなかで、モナリザを再び想うと、やはりあらためて良い女だと感じますね、絵画モナリザの中のモナリザ。
【Mona Lisa】
見比べると、この女が一番楽しそうに笑ってるように僕は感じました。
この絵を盗んで、この絵と秘密の暮らしをした泥棒(あるいは依頼人)は、相当な女好きだな(笑)。

読み終わって、大変楽しかったです。
お題をこなす手際も鮮やかで、堪能させて頂きました。
 

[342]長庚[2017 01/17 20:18]ハァモニィベル蛾兆ボルカ
ベルさん作品
>>341

興味深く拝読いたしました。
私には評をつけるのが難しいです。
なので感想をば。

この詩の中の人物達は、生きています。
耳を澄ませればその動作の音、
囁きが聞こえてきます。
恐れ、熱情を抱え、戸惑い……。

それが、とても不思議でした。
 

[341]ハァモニィベル[2017 01/17 19:37]蛾兆ボルカ長庚竜野欠伸


 『微笑む肖像』


荒涼とした
砂漠をゆく 幻の駱駝が、
ふいに
輪廻するように、

ときに肖像画は、
物語を話すことがある。

ルーヴルからある日、
怪盗の手によって 彼女は、
その微笑みと共に消えた

よく似た六枚の微笑みが その時、
六人の金持ちに売れたそうだ

ある日、彼女が何食わぬ顔で戻ってくると
人々は、準備しておいた詳細な細部の原型を取り出してきて
そして、彼女の全身を調べたという。

また、ある人々は、彼女がそもそも誰なのかを
以前から知りたがっているという。
高脂血症を病んだ人物のセルフィ―であるとかないとか・・・
はたまた、画家の母であるとかないとか・・・
美女の行方はつかめていない
勿論、お解りのように
彼女の名は、ダヴィンチ作 『Mona Lisa』 だ。


戻って来た時、オークションハウスで8億円で落札されたと言うのは
攫われた姫君、クラナッハ作 『ジビュレ・フォン・クレーフェの肖像』だが、
彼女には妹がいる。

ホルバイン作 『アン・オブ・クレーヴズの肖像』のことである。
1539年、イングランド国王ヘンリー8世は、妃を探していた
そこでお抱えの宮廷画家 ホルバインを外国へ派遣する
姫たちの肖像画を描かせる為だ
そして、選ばれたのが、四番目の妃 アンだった。
ただ、その美貌の肖像画は、
クロムウェルとホルバインの合作だったらしい
王室史上最高のインテリと言われ、スポーツも万能であったヘンリー8世は、
気性も荒く、トマス・モアを処刑して六回も結婚している人だ
それが実際に、やってきた実物のアンを眼にしたとき、
そのささやかな瞬間が、歴史を動かし
半年後、まったく肌に触れられぬまま、アンは「王の妹」となり、
やがてクロムウェルの首が、『ユートピア』を書いたトマス・モアと同じロンドン橋の上に
架けられることを意味した、としても、おかしくはない。


それにひきかえ、
奪った怪盗の心を奪ってしまい、けして離さなかった美女もいる。

金の為でなく、ただ その絵のために
その男は 奪い
二十五年間、
どんなに貧困なときも 肖像を手放さず、抱き続けたという
 (モナリザが盗まれた頃と同じ、
  1900年ごろの話である)
その名画泥棒が手に入れたのは、
当時、世界最高額の絵画だった
ゲーンズボロ 作
  『デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナ』 である。

実物は、英国一の美貌といわれ、
セクシーでもあり、スキャンダラスでもあった。
「待ってちょうだい、・・・十七のころは、誰もが振り返るほど
美しい公爵夫人だったのよ。それを覚えておいて」
そんな魅力的な彼女の死後、
一世紀を経て、オークションにかけらた時も、なお
その魅惑によって、誰もが振り返るほどの飛びぬけた落札額を叩き出した。
そして購入には短期間の一般公開が義務付けられた
その男が、彼女を奪ったのはそのときだ。
1876年5月の夜であった。

それから、二十五年間、片時も離れずに
彼は、彼女と過ごしたという。旅行の時も、二重底の鞄の下に入れ、
寝るときも、マットレスの間に挟んで伴に眠った。
警察に追われ、窮地に陥ったときもあった
カネに困ってどうしようもないときもあった
そんなとき、同業者は誘いの水を向けてくる
だが、その肖像画だけは、
どんな時でも頑として、守り続けた。
やがて年老いて、
ピンカートンの探偵たちに追いつめられるまで

どんな時も、彼と共にいた美貌の公爵夫人は、後世
1997年パリで謎の死をとげる元英国皇太子妃を子孫にもつことになった。
そして、
あの美貌の肖像画を愛し続けた男は、
シャーロックホームズの強敵、モリアーティー教授のモデルになった。



 

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