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論戦スレ。 (雑談系)スレッドオペレーター:PULL.
基本ルール。

ここ(このスレ)で起きた論争はすべてここ(このスレ)で終わらせること。
このスレで論争している問題について散文等を書いてもいいが、
どんなに腹が立っても憎くても決して、
このスレで発生した遺恨や因縁を他のスレにまで持ち込んで喧嘩をしないで欲しいということ。
私信や個人情報を相手の同意なく公開しないこと。
もしやむを得ず告発する場合でも被害者の同意を得た上で告発すること。
(このスレはあくまで「論戦スレ」であって「疑問解消スレ」ではないということ。)

そしてこれは一番重要です。
相手にも自分にも「やりすぎない!。」こと「言いすぎない!。」こと、
「相手にダメージを与えることイコール論戦(の勝利)ではない!。」ということ。
どんなに憎ったらしい相手にも生活や感情があります。
もちろん「あなた自身」にもあります。
自分自身の生活や感情にあまり負荷をかけすぎないように、
気を付けながらやり合ってください。

いざという時のために、
どうしても自分が何かを言いたい伝えたい際の「発言権を確保」するため、
あまり相手に対して感情的に言いすぎないことも、
最後の最後で自分自身の「こころ」や「ことば」を守ることになるのかもしれません。
まず日々の「生活」があっての「論争」ですから。

『一三五七九十一月は「論争(論戦)」スレに二四六八十十二月は「議論」スレに。』
上(↑)の文言はスレオペの独断で有名無実になっています。
このスレの性質としてどんなに「議論」をしたくても、
結果として「戦い」「争い」になってしまう可能性があることを承知した上で、
参加してください。


混雑を避けるため今こちらで話し合われていることから少し外れた議題を話すための臨時スレを立てました。
個別(個人的な疑問など)の案件についてはそちらのスレで、
相手の方もお誘い合わせの上お話し合いください。
どうかご理解のほどよろしくお願いします。
「よろず臨時話し合いのスレ(↓)。」
http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=181381
(↑)復活しました。
他のスレでは書き込めない、
つぶやきぽつり愚痴等はこちらへどうぞ♪。

[12]PULL.[2008 11/13 12:30]
例えば「商店街」で何人かのひとが集まってずっと話していたとして、
人通りの多い時間帯であれば当然、
他の方の通行の妨げになります。
この場所は、
「今の時間商店街はちょっと人通りが多いし、
 もしかしたら誰かの店先を塞いだり買い物のさまたげになってるかもしれないから、
 ちょうどあそこの空き地があいてるし、
 続きはあそこでやらない?。」
という場所です。
使うか使わないかはその「話しているひとたち」の判断です。

移動するのは確かにわずらわしいことです。
ですがそういったわずらわしさも含めての、
「商店街」の「いとなみ」なのではないでしょうか?。

廃人スレであれ雑談スレであれ、
このスレであれ、
その場所をどうしたいのか?またみんなの商店街をどうしたいのか?は、
スレオペなどは関係なく、
そこにいる「そのひとたち」しだいです。
とりあえずやってみて、
駄目ならお互い譲り合って使えばいいんです。
(何度も同じ事を書いています申し訳ないです。)

# 上記の発言は現代詩フォーラムを「商店街」と仮定してのことですが、
# もちろんそうではない違う考え方を持った方もおられます。
# その方の考えを否定するものでもやりこめるものでもありません。



余談ですが、
他のスレの発言への直接的なリンクを貼る方法もあります。
発言番号をクリックすれば別窓(新しいウィンドウ)で、
その発言だけを抜き出した画面が現れます。
その発言のURLをコピーアンドペーストしてここに張り付ければ、
多少ではありますが、
その議論の流れを確認しやすくなると思います。

例えばこの発言であれば、
発言番号の「12」をクリックして出て来た画面のURLが、
以下のURLになります。
http://po-m.com/forum/thres.php?did=170770&did2=12

知っていらっしゃる方には余計な発言になります、
おせっかい失礼しました。
 

[11]白井明大[2008 11/13 03:39]
大村さん

こんばんは。
お返事をありがとうございます。週末が過ぎ、平日の仕事を終えられた後の文章であったかと思いますし、私は遅いとはまったく感じておりません。むしろお気遣いさせてしまったかと申し訳なく思っております。

明日以降、ばたばたしそうな反面、今晩はゆっくりできているので、いまのうちにお返事をいたします。

寺西さんとの話は、まったくもって、「書き手に責任のとりようはある」との反論を私が試みては、「そんなことはできない」と寺西さんにあえなく通じず、といったやりとりの繰り返しでした。

寺西さんのお名前を出して、この話をしましたのは、私の考えが寺西さんの受け売りであることを明記するためと、そして、亡くなってしまったので、寺西さんがこんなことを言っていたよ、といろいろな人と共有するためのテキストを残しておく場として、広く開かれたこの場がふさわしいように思えたためです。

私もまた、あんまりふみこんだ話をたくさんできたわけではないので、もっと幹くんとか、げっきーとか、クロラくんとか、関西のたくさんの詩人さんとか、いろいろな人が話してくれたらな、とそんな願いを持ってもいます。

これは論点と離れた話でしたが、書いておかせてください。

       *

「他人の人生に責任を持つことは誰にもできない」
というこの点について、大村さんご自身の詩を例に挙げてお話くださったこと、拝読し、書き手としての大村さんの姿勢をいくぶんかでも教わることができました。ありがとうございます。

>責任の外にある、あるいは外にしか居られない。それであってもなお、責任のことを考える事は、詩人にとって無意味な事なのでしょうか。当事者でない以上、それは余計なお節介に過ぎないのでしょうか。

私は第一に、詩をもって、他者と関わることが可能な場合があるだろうと思っております。
詩が、他人と関わることがあるだろうと。そこに意味がありうるだろうと。
書き手の責任感や覚悟といったものは、あってもいいしなくてもかまわない、けれど、書き手から生まれた詩が、大村さんのおっしゃるように「表面的な他者、あるいは仮想のキャラクターに関する記述が、突然あたかも自分の経験であるかの如く感受されるという、考えてみれば妄想に近いような瞬間の訪れ」をもたらしうるのではないでしょうか。ただしそれは、責任感や覚悟から直接もたらされるものとは限らず(もたらす場合もあるでしょう)、詩それ自体によってではないか、というふうに、まずは捉えることなのではと思っております。

もし、他人の人生に責任を持つことができないとしたら、では書き手としてすべきことは何か、ということも寺西さんとお話しました。ですが、酔っていたせいもあり、記憶が定かではありません。たしかこんなだったような、というあやふやな印象をもふまえて、寺西さんから教わり、他の多くの詩人から教わり、私がその後思うようになったのが、じぶんが心から書きたいと思ったものを書こう、ということでした。心から、といっても、深刻な心もあるし、気軽な心もある、とそうした「心から」という意味です。嘘偽りなく、本当に、ときに気軽に、ときに無意識に、ときに深刻に、でも確かに書きたかったから書いた、もしくは書いてみたらできあがって気に入った、もしくはなんだかいつのまにか書けていたけど見たらじぶんの詩だなと思った、といったことも含めてのこととして「心から」。(もちろんそうしたことさえ、他人には関係のないことですが)。

あくまで他人にとっては、書き手が「つきつめる」かどうかは、やはり、どちらでも変わりないという気がいたします。感動するときは感動する、傷つくときは傷つく、そこには読み手のほかには詩があるだけです。ただし、詩を書き、発表する時点までは、です。

その後に、読み手の反応が起きたらどうするか。そのときに、どうするかについては、書き手に問われることなのではないかと私は思っております。それは、書き手としてのみならず、人としても、です。

ですから、

> しかし、そうでない人の「作品」とか称するものを、どうして受け入れなければならないのか。もし作者が無条件に保護されなければならないとしたら、それを読まされる読者は、あるいは別の作者は。

という箇所のうち「受け入れなければならない」「作者が無条件に保護されなければならない」というふうに考えているわけではありません。
作者は、責任感も覚悟も持ってもいいし、持たなくてもいい。と同様に、読み手をはじめ、作者の「作品」に反応し、影響を受けた者はやはり、声をあげていい。そのとき作者が、べつだん保護されなければならない筈はない。
そのように私は考えております。

責任感や覚悟を持つ持たないにかかわらず、されるときには糾弾されるでしょうし、浴びるときは賞賛を浴びるでしょうし、それがいいのではと思っています。

>第一の発言(作品)が自由ならば、第二の発言(批評)が自由でない、というのは公平ではありません。

という意味では、作品も批評も、どちらも自由になされるべきだというのが私の考えです。
大村さんと異なるとしたら、それらが自由になされるときに、発言者の内面として「責任感」や「覚悟」を伴っていなければならない、という条件付けまでは必要ないと私が考えている点です。
発言後に、他者の第二、第三の発言が生まれたとき、それらから第一の発言者が逃れることはできない(逃れるとは、行方をくらますとか言い逃れをするとかそういうことをできたとしても逃れられないという意味として)、と私は考えております。

それゆえ、

>文学的問題を問い質し「つきつめ」ていくことが唯一可能な環境は、自由に作品を書け、しかも自由に批評できる、という場のほかにはない、と私は考えます。

とおっしゃる結論に、私は賛成いたします。

その「自由」の内容として、責任感を抱かないことも、覚悟をしないこともあるだろう、ということです(ただし、責めを負わなくてよいわけではなく、むしろ責任感を抱いていなくとも責められることがあるだろうし、覚悟していないことによって後でより痛い目をみることはあるだろう、ということも含めて)。

ちなみに、

>自分の全ての知識と表現技術を惜しみなく投入して、芸術作品としても見事な戦争詩が書けたとする。しかしそれは自分にとって、世界にとって、どんな意味のある作品なのか。芸術が倫理を超越した事例として、それを禁断の美として眺めたり愛でることは出来るけれども。

ということについてですが、私はそのような作品は好きではありません。好きな人がいてもいいし、高く評価されてもいいけれど、私にとっては、芸術作品としても見事でもなんでもない詩、だろうと思います。世界にとってどのような意味があるかは「一つの詩が、世界にとってどのような意味を持つことができるかを考えるとき、詩とはどういうものかを考えるとき、その他もろもろの問いに対する、一つの答えのサンプルになる」ということではないかと思います。

うまくお返事になっているか、心もとありませんが、このように考えております。
 

[10]大村 浩一[2008 11/13 02:13]白井明大川村 透
雑談スレ7軒目の50 白井明大さんへ。

 雑談スレで別の議論が進んでいますので、私はこちらのほうで書きたいと思います。

 白井さん、お返事が遅くなってすみません。
 この件に関しては、ぎりぎりのところまで話さなければならないと思っています。

 寺西さんとは、私は、決して十分に話しを出来た訳ではありません。
「詩学」に、原稿と詩を書かせて頂いたことはありましたが、そのあと深い交流はありま
せんでした。私の中に劣等感があって、腹を割った仲になれないままで終わってしまいま
した。残念でなりません。

>そのとき寺西さんは、
>「責任とはどういうことですか?」
>と訊ねてきました。なにをどうすれば、書き手は責任をとったことになるのか、と。つきつめたところ、
>他人の人生に責任を持つことは誰にもできないのではないか、とおっしゃっていました。

 白井さんが寺西さんに語られた時の情況は、私には分かりませんが。
 寺西さん自身が「つきつめた」と語られた認識については、納得ができるように思いま
す。急病死でしたが、その生涯は詩にささげられたと言って過言はないと思います。その
寺西さんの言う「つきつめた」ならば、私は信頼できます。

 あるいは白井さんも、「つきつめた」と言うような、詩に対して思考を研ぎ澄ましてい
くことについては、研鑽を積んだ方だと私は感じています。
 白井さんのようにいま生きている人の「つきつめる」は、誤りがあればそれを正してい
く、という意味が込められている、と私は思っています。「つきつめる」の量を対比する
ことは難しいですが、学識なり作品に接することでそれは推察できると愚考します。
 恐らく、そういう人たちの言う「つきつめた」ならば、私は信頼できます。

 「他人の人生に責任を持つことは誰にもできない」という意見については、私も同意し
ます。おそらくそんな事は、誰にも出来ない。
 私は以前、夕張についての詩を書きましたが、あの詩を故郷への侮辱と考えて怒り狂う
人は必ず居る、と覚悟して私は書いています。実際あの詩には、朝鮮人の強制労働などに
ついての記述は殆どありませんし。(実は、短い旅行のあいだで見た資料の中には殆ど記
述されていなかったのです)

 それでも私は、あの詩の作者が誰かと問われた時に、私の作品であることを否定しよう
とは思いません。白井さんもおそらく自作について「この詩の作者はあなたか」と問い詰
められた時に、それを否定することはないだろう、そう私は信じています。(詩のなかの
主体、ではありません。あくまでも作者のことです)
 責任の外にある、あるいは外にしか居られない。それであってもなお、責任のことを考
える事は、詩人にとって無意味な事なのでしょうか。当事者でない以上、それは余計なお
節介に過ぎないのでしょうか。

 そうではないからこそ、表現活動はあるのではないでしょうか。
 表面的な他者、あるいは仮想のキャラクターに関する記述が、突然あたかも自分の経験
であるかの如く感受されるという、考えてみれば妄想に近いような瞬間の訪れを、私は信
じて書き、読んでいる。

 しかし現実にはそうした「つきつめる」行為の意味を理解しない人のほうが、圧倒的に
多いのですよ、白井さん。
 誰を傷つけ疎外しても気にせず、自分の表現欲・支配欲のことしか眼中に無いような人
たちと、私は何度もネット上で格闘してきました。中には文学的な理論武装をした人も居
た。脅迫メールは何度も、脅迫電話は2度受けました。最後の1回は恐喝に該当する内容
を含んでいたので録音テープを残してあります。(今回の件ではありません、念のため)

 書きたいものを自由に、作品として書く。本当はそれでよい。つきつめれば。つきつめ
ることの意味を知っている人たちとならば。
 しかし、そうでない人の「作品」とか称するものを、どうして受け入れなければならな
いのか。もし作者が無条件に保護されなければならないとしたら、それを読まされる読者
は、あるいは別の作者は。
 現フォの場合、作品と批評というからややこしくなるのかもしれません。
 たぶんネットの場合、第一の発言、第二の発言と言ったほうが分かりやすい。第一の発
言(作品)が自由ならば、第二の発言(批評)が自由でない、というのは公平ではありま
せん。第一の発言がはらんでいる問題を、誰も批判できないことになる。

 文学的問題を問い質し「つきつめ」ていくことが唯一可能な環境は、自由に作品を書け、
しかも自由に批評できる、という場のほかにはない、と私は考えます。 

 それじゃあそとの暴風吹きすさぶBBSと同じじゃないか、と思われるかもしれないが。
ここの場合には少なくも、詩に理解のある人間が発言することに期待できるし、その発言
者の度量・能力を図る情報が多少はある。「つきつめて」書こうとする人にとっては、そ
れだけでもだいぶ救いになるんじゃあないか、と私は思います。
 ユルユルの、詩を楽しめるサイトは他に幾らでもあるし、誰にでも作れる。…それなの
にここに結局人が集まってくるのは、多少は理のある厳しさによってここが管理されてい
るとともに、自覚のある人によって発言の流れが形成されていくから、なのでは。

   * * *

 余談です。瀬尾さんの戦争詩論、私は実はまだ読んでいないのです。
 何を書いてもいい。つきつめて書くのならば。…神戸女子大の2日目の瀬尾さんたち戦
争詩の座談会に、そんな意見がありました。
 独りになって考えてみると、どうしてもわだかまりが残る。自分の全ての知識と表現技
術を惜しみなく投入して、芸術作品としても見事な戦争詩が書けたとする。しかしそれは
自分にとって、世界にとって、どんな意味のある作品なのか。芸術が倫理を超越した事例
として、それを禁断の美として眺めたり愛でることは出来るけれども。

 文責 大村浩一
 

[8]白井明大[2008 11/12 22:15]
孤蓬さん

こんばんは。

雑談スレでの現在のやりとりを拝見いたしますと、やはり文語・古語の知識を豊富にお持ちの孤蓬さんにとって、ああしたやりとりは本当にふさわしいとつくづく感じます。これは拝見しているだけの私にとってもそうです。

またおっしゃるとおり、たしかにこれまでの話題は元のスレッドで継続してやりとりするほうが、話の流れを汲みやすいなど望ましいことでしょう。ですが、あちらが雑談スレであることや、これまでの議論にふさがれるかたちで本来はもっと早くにお書きになりたかったであろう雑談希望の会員のかたがたがようやく発言できるようになっているごようすをうかがいますと、このやりとりをもう一度あちらに、というのもためらわれることです。

もし孤蓬さんさえよろしければ、このやりとりはいったんここでおひらきにさせていただいて、私は雑談スレでの充実したやりとりを拝読させていただきたく存じます。ただもしそれでは話が途中だから合点がいかないということでしたら、ただいまのあちらのスレでの流れが収束したのち再開してもよいのかもしれません。ただその場合は、こちらのスレッドの基本ルールに抵触するかどうかをスレオペの方にご判断仰ぐ必要があるかもしれません。

いずれにしましても私の一存では決めかねることですし、他の方のご意見をうかがってからにいたしたく存じます。
お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

sage
 

[6]白井明大[2008 11/12 12:22]
孤蓬さん

やはり日本語というものは奥深く、文語に通じてらっしゃるかたがこの場にいるというのは、詩を書く身としてうれしいことです。
それをまず申し上げておきたく存じます。

そのうえで、ということですが、共通の論点について話しているときに(もちろん意図的ではないにせよ)論点をずらすことは、避けていただけたらと願うものです。

雑談スレッド7軒目の55で前述しましたが、

>54でおっしゃっているように、
>◯短歌や俳句などの短詩を、文語を用いて表現するのであれば、最低限文語の「てにをは」ぐらいは心得ていなければ覚束ない
>には異論ありません。
>
>ですが、
>51(白井注:別スレにつき引用記号は外しました)でおっしゃっているような
>◯短歌や俳句などの短詩では、片言のような表現しか出来なければ、質の高い作品を量産することは難しいと思います
>には首肯しかねます。
>
>文語を用いて、という条件が付されるのであれば、ということです。

孤蓬さんはご自分が、51で挙げた論点を、54で翻していらっしゃることを自覚してらっしゃいますか。
文語を用いて、という留保を後から書き加えることは、共通の論点で話し合ってきた記述も時間もむだになってしまうものです。

こうしたことはその後も出てきております。
同スレ59のご発言で、

>片言の日本語しか話す能力がないのに、日本語で、短歌や俳句の名作を作るのは難しいというのは、極々常識的な一般論だと思うのですが、ご理解いただけず残念です。

とありますが、これも51から変わってしまっているのです。つまり、

51では「片言のような表現しか出来なければ」
       ↓
59では「片言の日本語しか話す能力がないのに」

ということです。

なぜ文語において文法に微細にわたり正誤に敏感であるかたが、議論においてこのようなことになってしまわれるのか、とも思いますが、それはまた別のことですし、ネット上で長い文章のやりとりをする中では生じてしまっても仕方のないことなのかもしれません。

ただ、その都度、孤蓬さんのご発言の変遷に合わせておりますと、当初の論点が不鮮明となりますので、ご留意くださいましたら幸いです。

これもまた個々の事例に留まることではなく、議論一般にかかわるものかと思い、書き込みいたしました。
 

[5]白井明大[2008 11/12 09:41]深水遊脚
つづきはこちらにて。

さて、雑談スレから移ることができて、ほっとしております。
では引き続きよろしくお願いいたします。

私の個人的な事情ですが、入会したばかりのため、孤蓬さんがどのようなコメントをなさってきたか、それに対してコメントを受けた側がどのような反応を起こしたか、などを詳しく存じないので、そのことに固有の問題に立ち入ることは極力避けておこうかと考えております。むしろその話題から派生してくることのなかで、孤蓬さんのコメントにかぎらない話題に関して、考えていくことができればと思っております。

       *

まず、ネットで議論をする上での基本となるような話題に関して述べておきたく思います。

>首肯しかねるとおっしゃることに、私は首肯しかねます(笑) (雑談スレッド7軒目、59の孤蓬さんの発言より)

おたがいに自分の考えを議論しあっている場で「(笑)」という記号を付することが、私にはよく理解できません。そこでの「(笑)」とは、嘲笑の意味を帯びます。

相手と対等な立場で議論しようとするのか、あるいは単に相手を嘲笑しようとするのか、間をとって嘲笑しながら見下して議論しようとするのか。どうなのでしょう。

「議論とは、対等な立場でなされるものである」というのは、議論の基本であろうと私は捉えております。
ですからこの「(笑)」を議論のなかで用いることには消極的であるほうがよいのではないでしょうか。

これは今回の孤蓬さんのケースにかぎらず、ネットで議論を重ねていくときの、大切なことではと考えております。
 

[4]PULL.[2008 11/12 08:25]
# >>2>>3


白井明大さんへ…。
上に書いた基本ルールを守られている限り、
スレオペは一切仲裁も介入もしません。
また多少、
あるいはかなりはみ出た使い方をされてもそれはかまいません。
「バナナはおやつに入りますか?。」的なことは、
どうぞここでやってみてください。
ただし他のスレに関わることならその話題を、
議論あるいは論争したい利用者自身が、
きちんと、
自らの責任でそのスレから誘導した上で、
ここで心おきなくやり尽くしてください。

スレッド名変更のご提案ですが、
奇数月は「論争スレ」に偶数月は「議論スレ」にします。
そんなのはあまり意味がないと突っこまれてしまいそうですが、
ご提案を丸呑みしてしまうのもそれもまた、
スレオペの「介入」や「肩入れ」と思われる可能性もあり、
スレオペとしては出来るだけ、
このスレでは利用される方とは距離を置き、
コミュニケーションも極力取らない方針です。
人間のすることに完璧な中立や公正があるとは考えていませんし、
そうしようとも考えていませんが、
場所を「場所」として維持していくためにはそのようなやり方も必要だとご了承ください。

後スレオペへの☆や「ありがとうございます。」的なことも、
このスレでは出来ればしないでください。
スレオペはただこのスレを立てただけです。
ここがどうなるのかどうするのか、
「争い」の場になるのか「議論」の場になるのかは、
(直接ここに書き込まない見ているだけの方も含めた)
利用される方しだいです。
 

[3]白井明大[2008 11/11 13:28]
私としては、何人かのかたへ投げかけております話題がありますので、それらについてお返事がありましたらこちらで議論いたしたく思っております。
ただいまのところ、それ以外に積極的に取り上げたい話題はありません。

       *

これは質問ですが、たとえば、ある話題の詩集についてこちらで語り合う、といったスレッドの使用も可能でしょうか。詩集・詩誌のスレッドが別にありますが、あちらはお知らせ的な使われ方をされているようでしたので、より深く話すときはこちら、といった使い分けができればと思った次第です。
 

[2]白井明大[2008 11/11 13:15]
PULLさん
初めまして。スレオペありがとうございます。
こうした明確な場で、おたがいの考えを述べ合えるほうが望ましいように思っております。
よろしくお願いいたします。

これはあくまで個人的な提案なのですが、「論争」ではなく「議論」スレ。とするのはいかがしょうか。
おたがいの考えが時にぶつかりあうこともあるでしょうが、「争」うだけでなく、「議論」をつうじて、ある論点について深め合う、といったことができれば、という思いからです。

sage
 

[1]PULL.[2008 11/11 12:20]
まず、
これだけは書いておきます。
スレオペは論争に参加も☆も付けません。
ただスレを立てそれを見守るだけの存在です。
何故なら「スレオペ」それ自体が、
書き込まれる方の感じ方によっては「権力」と見なされる恐れがあり、
深い意味のない☆であっても「スレオペの同意」、
あるいは「スレオペの不快感」が表明されたと判断され、
それに「圧力」を感じる方がおられるかもしれないからです。

場所は「場所」で、
スレッドはただの「スレッド」です。
それ以上でも以下でもありません。
「その場所」や「そのスレッド」がどういう空間になるのかは、
それを利用する「ひと」しだいです。

では論争されたい方、
どうぞ。
 

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