『散歩』
しろいぬ

柔らかな白色が身体を過ぎて

空の青が眼の奥を撫でる

コンクリィトの反発は、少しばかり強いけれど

前へ進むには調度良い

昇る陽を見上げて散歩

駆けて見失った幾つもの事、人

昇る陽を見上げて散歩

コンクリィトを踏んで

一歩一歩

今日と優しく手を繋いで

散歩



自由詩 『散歩』 Copyright しろいぬ 2006-12-23 12:09:01
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