きもち
アンテ
まいとし
たんじょうびがくるたび
きもち
のつまったいれもののかたちを
のーとにすけっちした
ちいさなころは
はーとがたが
あっとうてきたすうだった
すなどけいとか
かびんとか
くもとか
つぎつぎとすがたをかえながら
いつでも
わたしのむねのなかに
たしかにいつづけてくれた
きもち
がらすのはへん
なんて
かきたくない
かきたくない
未詩・独白
きもち
Copyright
アンテ
2006-11-02 01:11:53