get it by your hands
李伍 翔



過信していたのかもしれない。
僕なら
君を 守れると。
助けられると。
ずっと 一緒に
いられると。

掴んだはずの
掌。
はりあげた 声。
「光だ、」と
駆け出した先には
混沌の闇が続く
街。

ゼロイチと が
織り成す虚栄に
身を投げることしか
できなかった 僕には

生きる意味など、無い。

せめて
君の手を握ったまま
ふたり で
おちる ことができたら…


携帯写真+詩 get it by your hands Copyright 李伍 翔 2006-10-30 22:42:02
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