詩ノ灯
服部 剛
埃
(
ほこり
)
がかったランプの下
赤
煉瓦
(
れんが
)
の壁に
凭
(
もた
)
れ
紙切れに一篇の詩を綴る
クリスマスの夜
遠い昔の異国の街で
一人の少女が売れないマッチに火を灯し
夜空いっぱいに浮かべた
想い出のように
未詩・独白
詩ノ灯
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服部 剛
2006-09-13 23:02:23
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