ちくわ
カンチェルスキス
ちくわ
が好きだとしても
ぼくを獅子丸あつかいしないで
水でっぽうから
ミサイルを発射しても
ぶっしゅだとは思わないで
ぼくは下駄をはいて
まっすぐ歩く
冬の日
偶然のセンチメンタルを
たどり
行き止まりの港から
ちくわの穴の向こう
花火があがった
ちくわの匂いがした
自由詩
ちくわ
Copyright
カンチェルスキス
2006-08-07 18:04:58