maumi

真昼の月の白さ程
僕の心は精錬ではないのです

真昼の月の朧ほど
僕の仕草は控えめではないのです

今見せた手は汚れているでしょ
決して仕事で付いた汚れではないのです

それでもついてくると言うあなたの目は
暁の夜明けのようでもあり
宵月の灯火のようでもあり

きらきらと
舞い落ちる星のように
今見た光も見失うほど
あなたに降り注ぐ

見上げる空に
潤む月


未詩・独白Copyright maumi 2006-02-13 01:16:06
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