ホントの友達 第3話
★優輝
時間による投稿制限が悩みですねw
第3話ですが、一部不適切な部分があります。(すいません1、2年前につくったものなのでw)苦手な方はとばしてください。(第4話のときに簡単にあらすじだけを説明させていただきます。)
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また、いつものように朝がやってきた。
昨日のあやの声、昨日のあの夢。 なんだか朝からすっきりしない。。
学校についたときに何かいやな予感がした。
おくの教室がほうで、なにか騒ぎでもおきているのだろうか。
と、思ったとき。彩菜が向こうから逃げるように走ってきた。
俺のほうを見向きもせずに・・・
玄関へ向かっていく彩菜をとめないといけないと思った。
「あや。ちょっとまて、どうしたんだよ。」
彩菜がこっちを向いた。その表情は悲しみと怒りでいっぱいに思えた。
え? 彩菜の目から涙がこぼれた。俺は正直とまどった。
俺はあやのそばまでいき、あやをいすに座らせた。
「どした?」
「・・・・・」
「教室の方の騒ぎと何か関係があるのか?」
あやはしずかにうなずいた。
「あの、、優輝くんには話しにくいんだけど、みんなが知ってることだし。」
その話を聞いて気絶するところだった。
話の内容は残酷であったが、それ以上になんと昨日見た夢と同じだなんて。
どうやら、その事件のせいでずっとあやはおちこんでいたらしいが、
今日になってそれがみんなに知れ渡り噂をたてられたそうだ。
犯人は健太だった。健太はどこかから睡眠薬を入手し、それをあやに飲ませた。
塾の暗い一室でそれを飲ませたのち、眠ったままのあやを強引に襲い、犯した。
しかし、健太ののませた睡眠薬はとても効き目の弱いものだった。
途中で目をさましたあやは猛烈に抵抗したものの、
健太におさえつけられ、強引にやられたというのだ。
その後、欲望を果たした健太は去っていったと。
あやはそれでそうとうおちこんでいて、その事実を裕也は知っていた。
それで、俺に警告してくれたんだ。それなのに。
もうおそかったのだ。健太ががまんできなくなったのか、
友達にそのことをいってしまった。それも、自分の立場がわるくならないように
こんな言い訳までして。
『あいつは、やらせてくれっていったらどんなやつとでもやるんだぜ。』
しかも、
『自分から脱いで、お好きにどうぞっていってきたんだ』
と、いいふらし、それが、一気にひろがったらしい。
やりまんにされてしまったあやの心の傷はどうにも癒せないとしりながらも、こうなったのも自分のせいだとせめる俺を、裕也は理解してくれた。
「おまえになにもいわなかったのは、悪かった。でも、俺からはいえなかったんだ」
「でも、あきらめるなよ。彩菜が一番今頼りにしてるのはおまえだと思う。」
「なんでだよ。つらいことを本人の口からわざわざいわせてしまったようなやつだよ?」
「本人の口からいうことはたしかにつらいことでもある。でも、それはおまえを信じて、助けてくれることを期待していったんじゃないのか?」
ぼーっとしていたらもう放課後、あやと話をしないと。
何をはなしたらいいのかわからないけど、とにかく話さないと。
俺のあしはそこでとまった。
翔太? あやの元カレがあやと話をしている。
「おまえをすてたことを反省しているんだ。そんなことをしなければこんなことにもならなかったかもしれないのに。」
「・・・・・」
「もう一度はじめからやり直してくれないか?」