矮猫亭句帖抄 冬の部
ならぢゅん(矮猫亭)

オリオンの木星射るを仰ぎつつ
木枯らしや岐路に立てるを告ぐ便り
流感の息子の耳朶の産毛かな
流感や早退けの背に陽のそそぐ
幼子の額のあざや冬ざるる
雪しまく挑むが如く鴉啼く

矮猫亭はこちらです ↓
http://kigaru.gaiax.com/home/saku




俳句 矮猫亭句帖抄 冬の部 Copyright ならぢゅん(矮猫亭) 2003-12-17 12:09:33縦
notebook Home