罪 海
yaka



  無限大じゃないこと
  見ないふりして
  止められなかった


  蛇口をひねり続けた


  温かいものが注ぎ続けた


  わたしが眠るとき
  ひとり壊れていた
  ぽたりぽたりと鳴いていた


  残るのはやさしい海


  絞り取ったわたしの罪


自由詩 罪 海 Copyright yaka 2005-07-02 01:20:46
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