かみなり
Monk
新しい恋人は豪雨とともにあらわれる
すでに窓のそばを特等席にしている
遠くで雷鳴が響くたびに喉をセクシーに鳴らす
僕はカンバスに向かって筆をかまえている
喉が鳴るたびに手が振るえカンバスがギザギザの線でうめられてゆく
未詩・独白
かみなり
Copyright
Monk
2005-06-04 23:53:38