(524)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
(番外編34)ながごとするまろうど。
(清少納言さん)
あなづりやすき人ならば、後でとてもやりつべけれど、
さすがに心恥ずかしき人、いと憎むくつかし。
衣装は1千年経過しても清少納言さんの心が
長話する客にブチぎれた様は今日的で愉快。
(本編)
昔、学校に行った田園の近道が今はきれいに舗装されて人びとは
外国の長け3メートル花の大輪は1メートルの中で小人になっていた
見たこともない赤や黄色で巨大なラッパの花弁が咲く中を潜る様に
アルプス山脈の天上を目指して歩いていた
畦の中からとも田圃の方からともなくひそひそ囁いているのは誰なんだ。