街をぶらぶら
短角牛

食べたくて 明石焼き

街をぶらぶら どこにいけばよいやら

飲みたくて レモンサワー

のどごしではなく 味わうのであります

干物をみつけた もはやこれでよくない

白昼夢 楽しくて

街をぶらぶら 次はあそこに行こう

手当たり次第 見つけ次第

夕飯のために 咳をしても一人だけど

話すべきは自分 かけるべきは時間

いろいろあったなら いま考えよう

50億年後の太陽爆発に備え

誰かが死ぬほどいきたかった今日を生き

くしゃみはしないけど 

私は孤独を抱きしめる







自由詩 街をぶらぶら Copyright 短角牛 2023-05-04 23:15:49
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