自称詩人がいなくならないかなと切に願います
花形新次

他者が誰も詩人だと
認めていないのに
恥ずかしげもなく
自分の書いたものは
詩だといって人様の目の前に出す
どうしてそんなことが出来るんだろう

おそらく人様の目と言っても
所詮自称詩人の目だからだ
これがまともな勤労者の目の前に
出すとなったら
ちょっと怖くて躊躇するはずだ
それでも平気な奴は
底知れない恥さらしか
精神病患者に違いない
(癒しを求めるおまいらも含めて)

そして自称詩人は
まともに文学作品を読んだことが
ないと思う
読んでもよく分からないのだろう
自分の自称詩のダメさ加減が
分からないのだから

文学作品を読んで
それに憧れを抱いて
フレーズをちょろっと借りて
それを程よく悪くアレンジして
自分の自称詩に
仕立て上げる輩もいる
このタイプがもっとも質が悪い
自称詩の上にパクりでしかも
元より出来が悪いときてる

ということで
自称詩人というのは
今更ながらに
どうしようもないので
もし能力のある人が
間違えて自称詩人の世界に
足を踏み入れてしまったとしたら
即刻抜け出すことを
オススメします

まあ、能力のある人なんている訳ないけどさ

あー、しかし
自称詩人いなくなんねえかな
クソの役にも立たない
みっともない
肥大した自意識とともに
ホント消えてほしい
おまいら消えたら俺も消えるからさ





自由詩 自称詩人がいなくならないかなと切に願います Copyright 花形新次 2022-10-05 00:48:28
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