きみが貧乳でなかったら
花形新次

一番初めに考えるのは
パイずりのことなんだけれど
それと言うのもね
昔、友達(新郎)が結婚式の
二次会の終わりに
「今日から毎日パイずり出来るぞー!」
って叫んでいたのが
とても印象に残っているんだ
新婦は
お世辞にも美人とは言えなかったけれど
確かに凄い巨乳だったからね
それまでパイずりになんか興味がなくて
AVでも早送りしていたんだけれど
その一言でパイずりのことばかり
考えるようになってしまったんだ

この頃ランニングに目覚めたきみは
だんだんオリンピックのマラソンランナーのような
ど貧乳になってしまって
今では僕の胸の方が大きくなってしまったね

もう死ぬまでに
パイずりを経験することもないだろうなあ

貧乳に涙一筋秋を待つ(新次)

そうだ、ソープに行こう─────
(京都に行こう風に)





自由詩 きみが貧乳でなかったら Copyright 花形新次 2022-09-08 19:48:54
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