自由律俳句「食べられる退屈」(106)
遊羽

 竹の花まだ見たことがない

 柱に触れようやく春来た

 野には野の事情と掟がある

 家遠くまだ帰る道もなく

 針を手に集める


俳句 自由律俳句「食べられる退屈」(106) Copyright 遊羽 2021-09-17 00:04:14
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